カラーも操作性も自分好みの環境を追求する人にオススメ

メインスイッチ交換可！ Aura Sync対応マウス『ROG PUGIO』を速攻レビュー

2017年09月08日 11時00分更新

ボタンとスイッチを好みで変更可能

　『ROG PUGIO』の特徴としては、サイドボタン部分のボタン（ボタンカバー）部分パーツの変更に対応するほか、マウス内部のスイッチを手軽に入れ替えられる点が挙げられる。そのため、製品には専用ボタンカバーとスイッチユニット2種類が付属。サイドボタンは右側面と左側面のどちらにも存在するため、2ボタン式にするか、カバーで隠してしまうかを任意で選択できる。また、スイッチユニットは押下時の感覚が異なるものが用意されており、文字にすると軽いか・重いかとなる。付属するスイッチユニットはオムロン製であり、別途部材だけ入手すれば、さらに好みのカスタムも可能だろう。

分解するためには、まず底部のゴムカバーを外す。ネジは4つ

内部にアクセスする際はケーブルの断線に注意。ケーブル長がないため、慎重になろう

付属の交換パーツ。外側の2つが交換用スイッチで、内側のパーツがボタンおよびカバー

スイッチカバーを外すのはカンタンで、分解しなくてもいちおう取り外し可能だ

交換対象は左右クリック用スイッチだが、両側面のボタンもドライバーがあれば交換可能である

分解時にはどうパーツが光っているのかがよくわかる

カバーをかぶせた状態だと分かりにくいが、後部の発光ユニットは意外にも巨大だ

後部発光ユニットは、接点もある程度照らせるように大型のものを採用していると思われる

マウスとしてはソツなく良好、自分好みの環境を求める人に

　LEDについては、上記の画像を見ていただければ分かるように、全力でビカビカ発光する仕様ではない。ただし、発光させてみると結構キレイで、色の調整もしやすいため、PCシステム全体で統一感のある雰囲気を求めるのであれば選択肢に入れたいマウスだ。純粋にゲーミングマウスとしては、入力も確かでトラッキングも良好なものだった。スイッチユニットも簡単に変更できるため、LEDと合わせてより自分好みのセッティングを組めるのもありがたいポイントと言えるだろう。