ぎょ・う・ざー! 自宅ではなかなか中華料理屋さんみたいにカリッ、ジュワーッと焼き上げるのが難しい。どこかに最強の餃子マシンはないでしょうか? お。これかも!
パナソニック「3つ星ビストロ」の新機種はヒーターがパワーアップ
6月1日に販売開始となるパナソニックのスチームオーブンレンジ“3つ星ビストロ”シリーズ最新機種「NE-BS1300」。
ビストロは、レンジ、ヒーター、スチームと3つの熱源を搭載し、“焼く”“煮る”“蒸す”“揚げる”いずれも可能な万能調理マシン。はっきり言ってこれひとつあれば、ガスコンロやグリルがなくてもたいていの料理ができます。
「スチームオーブンレンジ」(3つ星ビストロ)
メーカー:パナソニック
品番:NE-BS1300
カラー:ルージュブラック/ホワイト
予想実売価格:17万円前後
発売予定日:6月1日
新しいビストロは従来機種の主な特徴はそのままに、パワーアップした“大火力極め焼きヒーター”を搭載。今まで以上に立ち上がりが速く、高温維持が可能になりました。
予想実売価格は17万円前後と気軽には買えるものではありませんが、本格的な料理まで手早く適切に加熱調理できるので、家庭で料理をする人にとっては質のグレードアップと時短につながる魅力的なマシンなのですよ。
さてさて、従来機種もそうですがビストロはスチームも搭載しているので、ぎょうざといった蒸し焼き料理もお手のもの。新発売のものはさらに焼き上がりが“カリッ”とするようになったということ。
ぎょうざ~。いいな。
ビールのつまみにカリッ、ジュワーなぎょうざを自宅で食べたい! そんな動機で、酒好きな記者のナベコがNE-BS1300を使ってみました。ちなみに私はスチームオーブンレンジを使用するのははじめて。楽しく使えるといいな。
パナソニック「ビストロ」が我が家にやってきた!
そんなこんなで、ビストロの新機種NE-BS1300が我が家にやってきました。庫内容量30Lのスチームオーブンレンジなので、かなりの存在感がありますよ。
外形サイズは、幅49.4×奥行き43.5×高さ39cm。ひとつ前の機種「NE-BS1200」とまったく同じです。ヒーターが進化したのにサイズは同じだと考えてみると優秀。
お酒や調味料と一緒に並べてみました。ほら。どこのご家庭にもあるキンミヤ焼酎と並んでいると、サイズ感がわかりやすいですね。
ドア側にタッチ操作ができる液晶画面があります。これで、全自動の調理メニューの選択だったり、レンジだったら何ワットで何分調理するかといった手動の温めが調整できます。
液晶の解像度はスペック表に書かれていなかったため数値はわかりませんが、カラーがきれいで見やすいですよ。すみずみまで手がかけられている感じ。
従来機種からそうなのですが、ミトン2枚が付属品としてついてきてほっこりさせられます。ものすごい高温になるので確かにミトンの着用は大事。
ちなみにヒーターがパワーアップした新しいビストロですが、開発努力が隠されているのは、発熱部分だけではなく天井の形状などにも。従来は高温時に天井に不均一な変形が生じてしまうため、ヒーターと天井の間に空気層ができて熱伝導効率が下がってしまうという弱点がありました。ヒーターが強力になっても、庫内の熱を伝える仕組みの効率が悪ければ意味がありません。
そこで、新しいビストロには変形しづらい強固なハニカム形状を天井部に採用。高温時の空気層を減らし、ヒーターの熱が効率よく庫内に伝わるようになりました。テストでは、約3分で500℃近くまで庫内の温度が昇温。これは従来より38%も高い数値なのですって! 使用するのが楽しみです。
まさに……ぎょうざマシンだった
新しいビストロで「ぎょうざをつくりたい」という思いはありましたが、スチームオーブンレンジでつくる料理といえば、なんとなく王道は分厚い肉のグリルであったり焼き物であったりのような気がしていました。ですが、説明書の全自動メニューを見ると、あるわ、あるわ、ぎょうざが。
あらまあ、普通の手作りぎょうざだけではなく、チルドや冷凍にも対応!
新しいビストロは、前機種よりひとつ多い7種のぎょうざの全自動メニューを用意しています。まさにぎょうざマシンのような(笑)。
ぎょうざのメニューの多さに感動しましたが、ビストロがとりわけぎょうざに強いというわけではなく、様々な料理に対応する中のひとつ。焼く、煮る、蒸す、揚げるができるので、家庭料理であればできないものはないと言っても間違いないくらい。
点心もお手の物って、中華好きにはうれしいですね。すごいぞビストロ~。
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