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愛機MacBook Airの様子をつぶさに見つめ直せる管理ツール|Mac

2013年11月25日 21時00分更新

xScan

『xScan』
バージョン:3.2.11
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)adnX SARL

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 みなさん、こんばんは。マックピープル元・編集長の吉田でございます。さて今回は、愛機MacBook Airのわずかな不調も見逃したくないユーザーに贈るシステム管理ツールです。インターフェースデザインにも力が入っており、使っていて楽しくなります。現在は期間限定で無料になっているようなので、いまのうちにダウンロードしておきましょう。MacBook Airだけでなく、もちろん全Macで使えますよ。

xScan
xScan

 では、早速使ってみましょう。アプリを起動時すると、デスクトップ画面に聴診器を当てるアニメーションが表示されます。芸が細かい!

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 起動が完了すると画面の左端にツールバーが現れます。

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 なお、このツールバーは最下部にある「−」ボタンをクリックすれば、コンパクトに収納できます。では上から順番に情報をチェックしていきましょう。

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 最も上にあるMacのアイコンが表示されている部分をクリックすると、マシンの概要が表示されます。OSのバージョンや起動してからの時間などがチェックできます。私のMacBook Airは、32/64ビットアプリに両対応していることもわかりますね。

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 上から2番目のアイコンをクリックすると、プロセッサーの負荷状況をチェックできます。デュアルコアのCPUならタコメーターが2つ表示されます。

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 こちらはクアッドコアのiMacのプロセッサー稼働状況です。12コアのMac Proでぜひとも表示したいですね。

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 上から3番目のアイコンをクリックすると、メモリーの使用状況のほか、搭載メモリー量がわかります。MacBook Airの場合、「(cannot be extended)」と増設できないことも記載されています。

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 上から4番目のアイコンでは、ストレージの利用状況がわかります。空き容量の割合や接続方法(SATA)だけでなく、現在のアクセス状況もリード/ライトの数値で確認可能です。もちろん、外付けストレージの状況もチェックできます。

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 上から5番目のアイコンでは、ネットワークの稼働状況がわかります。起動中のアプリが、どのサイトに接続しているかをチェックできますよ。

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 上から6番目のアイコンでは、稼働中のプロセスを一覧できます。パーセンテージ表示がずっと高いものは、バックグラウンドで大量のデータをやり取りしているか、アプリが暴走しているかのどちらかです。

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 上から7番目のアイコンでは、インストールされているアプリやフォントの数をチェックできます。

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 上から8番目のアイコンでは、クラッシュしたアプリの履歴が見られます。多くのバックグラウンドプロセスはクラッシュしても自動的に再起動するため、このリストでチェックしましょう。頻繁にクラッシュしているアプリはアンインストールをお勧めします。

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 上から9番目のアイコンでは、利用しているマシンが対応するOSをチェックできます。この機能が秀逸なのは、OS Xはもちろん、Boot Camp環境で利用できるWindowsのバージョンのほか、Linuxのディストリビューションまで表示される点。なお、図では、Windows XP/Vistaをサポートしていることになっていますが、Mavericksでは、XP/Vistaを新規インストールすることはできません。すでにBoot Campにインストールされている場合のみ起動できます。

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 上から10番目のアイコンでは、Macの内部に取り付けられた温度センサーからの情報を読み取って各種部品の温度を確認できます。Mac内蔵の空冷ファンの音がうるさいなぁと感じたら、この項目をチェックしてみましょう。CPUの温度が異様に高くなっているかもしれません。ちなみにMacでは、CPUの温度があまりにも高くなるとOS Xがカーネルパックを起こして強制再起動します。

 実はこのアプリができるのは、ただただじっと見る守るだけなのですが、愛機のMacがなんだか不調という場合の原因究明に役立つはずです。

 さて、好評発売中のMacPeople 12月号では、リリースされたばかりのOS X Mavericksを150ページ超もの特大ボリュームで紹介しています。そのほか、iPad Air、iPad mini Retina、MacBook Pro Retinaなどの最新機種の情報も充実。MacPeople編集部が全身全霊をかけて制作した渾身の1冊です。これさえ買えば、Mavericksを快適に乗りこなせますよ。

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