『BaiBoard』
バージョン:1.3.1
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)LIGHTPLACES LIMITED
みなさん、こんばんは。マックピープル元・編集長の吉田でございます。今回紹介するアプリは『BaiBoard』。いわゆるホワイトボードアプリですが、MacとiOSデバイスでシームレスに共有できるうえ、無料という点が魅力です。
起動すると、「New」と「Join」のボタンを備えたダイアログが現れます。とりあえずは「New」をクリックしましょう。メールアドレスとパスコードを入力する画面が現れます。パスコードは任意ですが、設定しないと簡単に第三者に見られてしまいます。ホワイトボードに描く内容によっては入力したほうがいいでしょう。
登録を終えると、図のようなホワイトボードの画面が表示されます。ツール類は上部に用意されており、クリックで切り替えられます。
ツールバーの左から2番目にあるペンツールで字を書いてみましょう。
次にツールバーの左端にある十字矢印を選んで、先ほど書いた字の一部を選択すると、図のように移動させることができます。このようにすべての線があとで移動可能になっているほか、コピー&ペーストも可能です。
ツールバーの左から3番目にある万年筆のアイコンをクリックすると、編集可能な直線を描けます。
もちろん、ペン先の太さや色は変更可能です。
矢印や長方形、円、吹き出し、箇条書き——などのツールも充実しています。
画像の張り付けにも対応していますが、私の環境では張り付けた途端、アプリが異常終了してしまいました。その後は動作も不安定になったので、現バージョンでは画像は張り付けないほうがいいでしょう。
MacやiPhoneなどの線画も用意されているので、レイアウト図や概念図の作成もラクラク。
環境設定では、矩形の角の角度や円を二重にする設定(Ring)、吹き出しの方向などを変更可能です。
ツールバーの右端をクリックすると、内蔵ストレージへの保存や印刷が可能です。
ツールバーの右端が2番目のアイコンでは、ホワイトボードの内容をクリップボードにコピーできるほか、ウェブブラウザー経由で共有することが可能です。
OS X版とiPad版のBaiBoardで同じホワイトボードを表示したところ。一方で描いた内容は数秒で同期されます。同時に書き込んでもほぼリアルタイムで同期できるのがうれしいポイント。最初の画面で「Join」を選んで、ウィンドウの上部にある番号を入力すれば、同じホワイトボードを複数のデバイスで共有できます。
ホワイトボードを共有しているユーザー同士でチャットすることも可能です。
共有しているユーザーは右下のタブで確認できます。
このアプリ、すごく使いやすくてお気に入りなんですが、残念ながら現バージョンでは結構な確率でアプリが落ちます。それさえなければ、もういうことなしです。
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