キオクシアがCOMPUTEXで最新技術を発表、3次元メモリーBiCS FLASHが実現する高性能&大容量ストレージの最前線
2026年06月04日 12時30分更新
会場に展示されていた新製品
エンタープライズ・データセンター分野では、次世代規格に対応した最先端のシステムが展示された。PCIe Gen6に対応したストレージサーバー「H3 Platform Falcon 6048」は、最大48基のPCIe Gen6 SSDを搭載可能で、AIの推論やGNN(グラフニューラルネットワーク)ワークロード向けに構築されている。
また、次世代規格「CXL(Compute Express Link)」のモックアップが展示され、低遅延フラッシュメモリー「XL-FLASH」搭載を想定したエミュレーターによるシステム実測評価結果が示された。
SSD製品群においては、エンタープライズ向けの「GP」「LC」「CM」の各シリーズや、データセンター向けの「CD」「XD」の各シリーズが展示された。特にE1.Sフォームファクターを採用したデータセンター向けNVMe SSD「XD8シリーズ」は、PCIe 5.0に準拠し、最大7.68TBの容量でハイパースケール環境の要件に対応する。さらに、NVIDIAのプロセッサーを搭載したサーバー「ASRock Rack 1UXGM-GB300/NVL72」も展示している。
コンシューマー向け製品では、M.2 NVMe SSD「EXCERIA」シリーズやSDメモリーカードなどを展示していた。特にPCIe 4.0対応の「KIOXIA EXCERIA PLUS G4」は、欧州のハードウェア賞「EUROPEAN HARDWARE AWARDS 2026」において「BEST VALUE INTERNAL STORAGE」を受賞しており、ブース内でその実績をアピールしていた。
キオクシアは本展示を通じ、微細化と大容量化を推し進める独自の製造プロセスから、AI時代に求められるストレージソリューションまでを包括的に提示した。クラウドからエッジまで、膨大なデータ処理を支える基盤技術を提供する姿勢を強調している。
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