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画像生成AIをはじめると誰もが一度はチャレンジするテーマ

画像生成AI「Midjourney」でアニメ絵の似顔絵やアバターを作る方法

2023年04月30日 11時00分更新

■アスキーゲーム部+メンバーズ

 最初にチャレンジした似顔絵集。まあ、まずは自分の顔というのは誰しも通る道だと思いますが、自分はサンプルに活用できる写真の数が多い反面、できあがった似顔絵を客観視しづらく、これは果たして似てるのか……? というジレンマに陥りやすい。その点、ここで作った似顔絵は我ながら似ているなぁと思ったりしてます。だいぶ若返ってますが。

 あ、それと似顔絵を作る際は多少若作りしたほうが似る傾向にあります。年齢を指定しても若い顔が出ますし、おじさん、おばさんを作ろうと思うと、急におじいさん、おばあさんになってしまうことが多い気がします。

■ジサトラメンバーズ

 ジサトラメンバーの似顔絵で一番苦労したのは、実は顔を似せることよりも、似せた上で虎の被り物をかぶせることでした。AIからすると、顔が2つあるわけなので。ここのメンバーはすべて絵柄が違っていますが、虎の造形を見てもらえればアニメ化の抽象度、リアル度の度合の差が見て取れると思います。

■アスキースマホ総研メンバーズ

 スマホ総研のメンバーイラストは、アニメ調というよりちょいリアル寄りの漫画調に仕上げてみました。このメンバーで一番苦労したのはヘルメットを被ったスピーディー末岡さんで、虎の被り物と同様、何かを被った状態でなおかつ顔を似せる、というのはかなりハードルが高いです。

 指定項目として服装や物をプロンプトに加えるだけで、例えば眼鏡を掛けているのに、さらに頭に眼鏡を乗せているとか、ヘルメットを被った上にさらに手に持ってしまうとか、色々と余計な描写が足される可能性が増えるんです。あと、似せる要素として髪型が使えないというのも大きいかもしれません。

 ちなみに、これらの似顔絵はすべて後半で紹介した「写真+画風指定 作成法」で作ったものです。また、顔の特徴がバラバラの人物を複数登場させるイラストの作成は、まだAIには難しいため、最終的にPhotoshopを使って1枚の集合イラストに仕上げています。

 というわけでAI似顔絵講座、いかがだったでしょうか。Midjourneyを使ったお絵描き講座的な記事は先人の方々がまとめてくださっているものが結構ありますが、似顔絵を描きたいという需要が多そうな割りに、扱った記事はまだ少ないと思いますので、よかったら参考にしてみてください。

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