週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

第13世代Core i9とGeForce RTX 4070を搭載

GIGABYTE「AORUS 15X」はノートなのにゲームも画像生成も驚くほど快適

2023年04月20日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII
提供: 日本ギガバイト

インターフェースは両サイドとリアに搭載

 使い勝手に影響するUSBポートは、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、Thunderbolt 4(USB Type-C)×1と、残念ながら多くない。ただ、ACアダプター端子や、出力端子、有線LANポートはケーブルが邪魔にならないリアに備わっているのが、うれしいところだ。

フロント(上)とリア(下)。リアには、ACアダプター端子のほか、Mini DisplayportやHDMI出力端子、2.5ギガビットLAN端子を装備する

右サイド。USB 3.2 Gen2 Type-A×1、Thunderbolt 4(USB Type-C)×1を用意。USBキャプチャーアダプターなどのデバイスを複数同時接続するなら、Thunderbolt 4ハブを用意するのも良いだろう

左サイド。USB 3.2 Gen2 Type-A×1とオーディオ端子がある

高速な2500Mbpsの有線LANと、2402MbpsのWi-Fi 6Eを備える

「AORUS 15X ASF-B3JP654JP」の実力はいかに

 ここからは「AORUS 15X ASF-B3JP654JP」の日常使いから、クリエイティブ、ゲーミングのパフォーマンスを確認していこう。なお、「GIGABYTE Control Center(GCC)」の「General」からはファンが常に最大で回転する「ターボモード」など、5つの動作モードを選べるが、ここではモードを選択しないデフォルト状態でテストしている。

「GIGABYTE Control Center(GCC)」の「General」からは、シーンにあわせたモードの選択など、さまざまな動作を設定できる

「SSD Tool」を使えば、搭載されているGIGABYTE SSDの健康状態の確認もできる

「Dashboard」からは、CPUやGPUの温度などをモニタリング可能だ

「FAN Control」では、2基のファンの動作をカスタマイズできる

「GIGABYTE Control Center(GCC)」を使うことで、ユーティリティや各種ドライバーなどに加え、PC本体のBIOSアップデートも可能になっている

 まずはCPUの性能を測る「CINEBENCH R23」の結果からみていこう。ノートPCでは、冷却性能でスコアが大きく変わってくるテストではあるが、「AORUS 15X ASF-B3JP654JP」は、デフォルトでもマルチコア18506pts、シングルコア2031ptsと優秀。

 ちなみにファンが最大回転する「ターボモード」時は、「CINEBENCH R23」のマルチコアが23000台に達することもあった。ただ、このあと行なったPC全体のパフォーマンスをみる「PCMark 10」などでは、逆にスコアーがダウンする傾向にあった。

 「PCMark 10」のスコアは、7935ポイントと、少し前のデスクトップPCと並ぶスコアになっている。日常からビジネスワーク、軽いクリエイティブ用途で不満に感じることは少ないだろう。

「PCMark10」ベンチマークの結果

 続いては、実際にアプリケーションを使って、その性能を測る「UL Procyon」を利用していこう。ベンチマークは、「Microsoft Office」の性能を測る「UL Procyon Office Productivity Benchmark」と、写真編集アプリケーションの「Adobe Photoshop」と「Adobe Lightroom Classic」の性能を測る「UL Procyon Photo Editing Benchmark」を実行した。

 「UL Procyon Office Productivity Benchmark」の総合スコアとなる「Office Productivity score」は、6725と「Microsoft Office」を快適に使えるスコアを記録している。Word、Excelといったアプリごとのスコアも優秀だ。

「UL Procyon Office Productivity Benchmark」の結果

 続けて実行した「UL Procyon Photo Editing Benchmark」のスコアも、8518ポイントと、「PCMark 10」などと同じく前世代CPUのデスクトップPCに迫るスコアになっている。

「UL Procyon Photo Editing Benchmark」の結果

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう