遠距離でも戦えるサブマシンガンがほしい
すっかりサバゲーにどっぷり浸かっているジャイアン鈴木です。もう月1回では禁断症状が出るので、いまは月2回ペースでフィールドに出かけています。
連載目次:運動不足解消やダイエットにも! 中年から始めるサバゲーのススメ
さて、サバゲーを始めて数ヵ月がたったころ、ふと手持ちの銃が重いものばかりだということに気づきました。そこでちょっとリサーチしたのですが、東京マルイの電動エアガン「MP7A1」の可愛さにノックアウトされました。特にタンカラーモデルは可愛いフォルムがくっきり見えて、魅力がマシマシです。というわけで「MP7A1」を速攻で購入した次第です。
目的は初速、レスポンスの向上
さて翌日に届いた「MP7A1」を近所のフィールドのシューティングレンジに持ち込んで試し撃ちしてみましたが、かなり物足りなさを感じました。初速は75m/s前後で弾速が遅いのが目で見てわかります。またトリガーを引いてから弾が発射されるまでに、スプリングが縮められてからピストンが前進するという動きが体感できるほどもっさりとしています。
ノーマルではサバゲーに使うのは厳しいなと思いましたが、サイズやデザインは非常に気に入りました。というわけで「MP7A1」のカスタマイズに挑戦することにした次第。目的は初速、レスポンスの向上です。
バレル、スプリングを交換し
SBDを取り付けることに
ネット上のカスタム情報をチェックして、インナーバレル、スプリングを替えて、変換コネクターでリポバッテリーを装着可能とすることにしました。またスイッチ焼けを低減するため「SBD(ショットキーバリアダイオード)」も取り付けます。
今回購入した主なパーツは下記の4つ。すべてAmazon.co.jpで購入しました。
・「NINEBALL MP7A1用 ロングパワーバレル 215mm(内径6.00mm)」5364円
・「東京マルイ 電動フィクスド&コンパクトマシンガン パワースプリング」1026円
・「GIGA TEC PSEリポCMG変換コネクター」1747円
・「G.A.W. 電動ガン用SBDスタンダードパッケージ」1000円
メカボックスの分解、組み立ては超大変
さてバレル交換、SBDの取り付けはスムーズに進んだのですが、スプリングの交換は恥ずかしながらかなり手こずりました。一応事前に調べて臨んだのですが、メカボックスを開ける際、そして閉める際に何度も手が滑ってスプリングが吹っ飛んでしまったんですね。そのたびに中のパーツが部屋の隅に飛んでいってしまい、その捜索にも相当時間がかかりました。結局スプリングを交換して、メカボックスを閉めるのに成功したのは6時間後。プロにまかせたほうがいいなとつくづく後悔した次第です。
無事カスタム終了
初速とレスポンスが向上しました
メカボックスを閉じたあとの組み立てはほとんど手こずらず、スムーズにMP7A1は元の姿に戻りました。弾速計で計測したところ、0.20g BB弾で初速は91m/s前後。実績あるパーツの組み合わせでカスタムしたおかげで、初速も銃刀法の規制内(98m/s以内)に余裕で収まりました。発射時にメカボックスから異音はせず、レスポンスも向上しています。電動ガンのカスタムはド素人なのですが、奇跡的にうまく組み上がったようです。
いつ壊れてもいいように
予備のメカボックスを買いました
一応、無事にカスタムが終了しましたが、メーカーの想定外の部品を組み込んでいるので、いつ壊れてもおかしくないと覚悟しています。というわけで心配性のワタシは、東京マルイからMP7A1のメカボックスの新品を購入しました。これでいつ壊れても、現地でメカボックスを入れ替えて、数ゲームあとにはゲームに復帰できるわけです。
手がかかったぶんMP7A1はお気に入りの1丁に仕上がりました。ただ、いまさらながら、メカボックスの小さなMP7A1は初めてカスタムする電動ガンには向いていないなと考えています。もしエアガンのカスタムに興味がある方は、東京マルイのM4系スタンダード電動ガンを強くオススメいたします。
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