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iPadで電子書籍をもっと楽しむ方法②

【活用提案】Kindle本をiPadで手軽にオーディオブック化! ”ながら読書”や”学び直し”にも好適!

2023年02月27日 14時00分更新

人の声で聴きたいなら有料のオーディオブック配信サービスを使う

 では最後に、有料のオーディオブック配信サービスを紹介しよう。

 iPadで無料でオーディオブックが楽しめるのは手軽だが、特に、数字の多いビジネス書、独特の読みが多い近代文学や歴史本などは、所々で読み上げが引っかかり、内容が頭に入ってきにくくなることがある。このような本をストレスなく楽しむには、有料のオーディオブック配信サービスを利用するのがベスト。プロのナレーターが朗読しているので、誤読はないし、間もしっかりと取って収録されているので、快適に本を“聴ける”はずだ。

 代表的なオーディオブック配信サービスは、Amazonの「Audible」やotobankの「audiobook.jp」などがある。どちらもサブスクリプション型のサービスで、配信されているコンテンツやサービスには特徴がある。いずれのサービスも無料試用期間があるので、利用できる本のタイトル、価格や提供されているアプリの使い勝手などをチェックしてみよう。

Amazonの「Audible」(https://www.audible.co.jp)は業界最大手のサービス。月額1500円で12万以上の対象作品(日本語は約1万7000作品)が聴き放題となる。初回登録者は30日間の無料試用が可能だ。

「audiobook.jp」(https://audiobook.jp)は、ニーズに合わせてプランが選択できるのがメリット。聴き放題の対象作品は約1万5000作品で、聴き放題プランのみ14日間の無料試用期間が用意されている。

 このようにオーディオブックは、読めずに“積んで”ある本を効率よく消化したり、通勤・通学の時間を「ながら読書」で活用したり、また、学び直しをしたりなど、さまざまな用途で使うことができる。iPadとKindle本の組み合わせで手軽にオーディオブック化できるので、Kindleを活用している人なら、ぜひ試してみてほしい。

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