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オフィスと在宅のハイブリッドワーカーならこの1台!

エンジニア、マーケター、広報職など様々な職種が待ち望んだ第13世代Coreプロセッサー搭載の14型「レッツノートFV4」最速レビュー

2023年02月17日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●村野晃一(ASCII)
提供: パナソニック コネクト

通信機能を強化し、6GHz帯対応の「Wi-Fi 6E」と「eSIM」対応のWANを搭載

 FV4ではCPUだけでなく、通信環境も新しくなっている。とくにうれしいのは、「Wi-Fi 6E」へと対応していることだ。

 速度や方式的には従来のWi-Fi 6と同じなのだが、利用できる周波数帯が増え、新たに6GHz帯にも対応しているのが大きい。

 速度が変わらないなら意味がないのでは……と考えてしまいがちだ。しかし、5GHz帯は元々利用できるチャンネル数が少ないうえ、さらに、隣接するチャンネルを束ねて高速化しているため、近隣と利用チャンネルが被りやすく、影響を受けやすくなっているという現実がある。5GHz帯の電波はあまり遠くまで飛ばないとはいえ、集合住宅であれば無視できないほどの影響があるのだ。

 その点、Wi-Fi 6Eで拡張された6GHz帯はチャンネル数が多く、しかも、まだ利用者が少ないため空いている状態だ。これなら160Hz幅まで束ねて高速化しても、十分その恩恵が受けられる。

 もうひとつうれしいのは、機器によって周波数帯を使い分けることで、機器同士の帯域の奪い合いを防げること。例えばIoT機器であれば2.4GHz、テレビや家電、ゲーム機は5GHz、PCは6GHzなどと分離してやれば、更に快適に使えるようになるわけだ。

FV4を6GHzのWi-Fi 6Eルーターに接続したところ。「ネットワーク帯域:6GHz」となっている

 ただし、いくらPC側がWi-Fi 6Eに対応していても、Wi-Fiルーターやアクセスポイントが対応していなければ意味がない。古いルーターを使っている場合は、FV4の購入に合わせ、新調するといいだろう。

Wi-Fi 6Eに対応するルーターは多数あるが、そのうちのひとつとなる、バッファローの「WNR-5400XE6」

ルーターの設定画面を見ると、2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの周波数帯が利用できることがわかる

 ちなみに、いくらWi-Fiが高速化しても速くなるのは家庭内LANの速度だけ。インターネットまで高速化したいというのであれば、2Gbpsや10Gbpsといった高速な光回線の契約が必要となる。

 とはいえ、家庭内LANの速度が速くなれば、NASへのアクセスやHDDレコーダーからの動画視聴にも余裕が生まれ、快適になるのは間違いない。Wi-Fiを利用している機器が多い人ほど、Wi-Fi 6Eの恩恵は大きくなる。

 通信機能では、LTE対応のWAN機能も忘れてはいけないポイント。従来のFV3でも4G・LTEはカスタマイズとして選択可能だったが、FV4の4G・LTEは物理SIMだけでなく、eSIMにも対応。契約から利用まで、SIMの到着を待つ必要がなく、必要なときにすぐに契約して利用できるのがメリットだ。

eSIMに対応したため、契約から利用開始までを最短時間で行える

 仕事用とプライベート用といったように、複数の回線契約を使い分けたい場合、従来は物理SIMしか使えなかったので、SIMカードの交換といった手間が必要だった。つまり、最悪の場合、交換時にSIMカードを紛失する、壊してしまうといった危険もあったわけだ。これに対してeSIMなら、プロファイルを読み込ませるだけでよく、こういった面倒な手間も危険もない。

 もちろん、従来の物理SIMもそのまま使えるので、新たに契約することなく使うことも可能だ。

バッテリーを外した奥に、SIMカード用のスロットを装備。物理SIMも利用できる

 6GHzの周波数帯を利用し、広い帯域を余裕をもって使えるWi-Fi 6Eへの対応に加え、ワイヤレスWANでもeSIMに対応することで屋外でのデータ通信がより使いやすくなったというのが、FV4での大きな変化だ。

充実したビジネス向け機能で、自宅でもオフィスでも快適に使える!

 主にFVシリーズやFV4の新機能を中心に紹介してきたが、これ以外にも、顔認証や指紋認証といった生体認証によるサインイン、Web会議を快適に行える高度なカメラエフェクト機能、会話が聞き取りやすいうえノイズまで除去できる音声機能など、さらにビジネスシーンで活躍してくれる機能も搭載されている。

 また、Web直販モデルでは各種のカスタマイズが可能。 SSDを標準の512GBから2TB×2の最大4TBへと変更できるほか、天板やホイールパッドのカラーも選択可能。 CF-FV4KSCCPの場合、2/28の13時までに注文すると、各色先着100台まで最大22,000円(税込)の 天板カラーカスタマイズが無料になるキャンペーンを実施中。 カラーは基本のジェットブラックの他、イルミネイティングレッド、ディープネイビーを 組み合わせられるので、自分好みの色に変更するといいだろう。 どうせ注文するなら、キャンペーン期間中がお得だ。

※キャンペーン期間終了後は「CF-FV4KSCCP」で天板カラーカスタマイズは選択出来ません。

鮮やかなイルミネイティングレッド

シックなディープネイビー

 ハイエンドモデルということもあり、モバイルノートとしては高価なのは確かだが、そのぶん長く使える高性能、頑丈性、バッテリーの安心感がある。1台のPCを5年以上使いたいと考えているなら、決して高くない買い物だ。

 とくに自宅でのテレワークとオフィスでのデスクワーク、どちらでもPCを手放せない仕事に就いているなら、持ち歩けるメインPCとなるFV4は魅力的。各種書類や資料作り、データ分析などを手掛けるマーケティング職、自宅とオフィスだけでなく他社へも頻繁に通う広報や宣伝職、じっくり腰を据えて長時間PCを操作するエンジニア職など、幅広い職種で頼もしい味方となってくれるはずだ。

キャンペーン情報

1.【FV4】限定、カラー天板 全色無料カスタマイズ

 CF-FV4KSCCP購入特典として最大22,000円(税込)のカラーカスタマイズを各色で先着100台まで無料でご提供。

■期間:1月16日11時~2月28日13時受注分まで

※キャンペーン期間終了後は「CF-FV4KSCCP」で天板カラーカスタマイズは選択出来ません。


2. SSDカスタマイズ、1万円引き

 ストレージカスタマイズで1TBないし2TBを選択の場合、1万円引き。

■期間:2月21日13時~3月7日13時受注分まで

※値引き適用にはクーポンコードの入力が必要です。

 その他、機種限定値引きなどお得な情報含め、詳細はキャンペーン一覧をご参照下さい。

(提供:パナソニック コネクト)

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