専用装備で従来モデルと差別化
エクステリアに目を向けると、ピアノブラック仕上げの前後バンパーとサイドシルガーニッシュ、16インチホイール、ブラック塗装ドアミラーカバー、エキパイフィニッシャーなどの専用装備が目を惹きます。今回の試乗車が、クリスタルブラック・パールとRS専用色のスレートグレー・パールということもあってか、かなり精悍な印象で、優しい印象を受けるレギュラーモデルとの差別化がしっかりとされています。ちなみにサスペンションも専用設計。
車内にお邪魔しましょう。スポーツモデルというと、黒を基本に赤のステッチという印象が強いですが、本モデルはグレーを基調に、イエローのステッチがアクセントを添えています。口の悪い筆者は「RSでイエローって、どこかのフランス車みたいだな」と思ったのですが、唯さんは「明るくていい雰囲気ですね」と好印象。
RS専用の本革巻3スポークステアリングホイールは質感十分で、さらにシフトパドルが用意されています。これはCVTで疑似MTをするのではなく、回生量を変更する減速セレクター。峠のダウンヒルは、これを駆使しながら走行すると楽しい、というわけです。
そのほか、基本的には従来のFITと同様。ですが従来にはなかったアームレストが新設されているなど、細かな部分がモディファイされています。さらに細かい点を申し上げるなら、後席のUSBがType-AからType-Cに変わっていました。
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