インターフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1で、電源は36WのACアダプター接続となっている。
ゲーミング機能としては、なめらかでカクつきを低減するFreeSync Premiumに対応。また、バックライトを明滅することで黒いフレームを挿入し、残像感を低減するアンチモーションブラーや視界が確保しづらい暗闇のシーンで、輝度を上げて見やすくするナイトビジョン機能も搭載。ゲーミングディスプレーとしての基本的な機能は揃っている。
ほかにも、目の疲れを抑えるブルーライト軽減やアンチフリッカー機能も備えているので、長時間での使用でも疲労を軽減してくれる。
小さくても湾曲は見やすい
実際に使ってみたが、筆者は特にディスプレーアームを使わずとも、十分プレイしやすい位置に設置できた。23.6インチでの湾曲画面は、大画面に比べれば包み込まれる感はさすがにないので、そういった面ではあまり効果は期待できないが、目を左右に動かす動作を頻繁にすると、平面タイプよりも見やすいと感じてくる。
そして、このサイズは画面全体が視界に捉えられるので、ゲーム全体を把握しやすい。FPSのときは、端のほうでなにか動きがあるとか、レースゲームのときはコーナリング時のクリッピングポイントやブレーキングポイントがわかりやすいとか、ゲームプレイの面ではメリットだらけかもしれない。
170Hzというリフレッシュレートにより、残像感が少なく、速い動きでも非常に見やすい。「Blur Busters UFO Motion Test」のサイトで確認してみたが、IPSパネルより残像感はなくプレイできるはず。アンチモーションブラーをオンにすると、さらに見やすくなった。VAパネルは、発色はIPSに劣るが、応答速度は勝るということだ。
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