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最大170Hz駆動に対応して2万7000円

PS5が値上げならゲーミングディスプレーはコスパのいいMSI「G2412」を選ぼう

2022年09月09日 13時30分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、「Optix G241」の後継機種である23.8インチのゲーミングディスプレー「G2412」を7月に発売した。最近は大画面化が主流になってきているが、手頃なサイズと価格設定を望むユーザーもまだ多い。今回は、そんなG2412をレビューする。

最大リフレッシュレートは170Hz

MSIのゲーミングディスプレー「G2412」。23.8インチのフルHDでIPSパネルを採用

 G2412は、23.8インチでフルHDのIPSパネルを採用。応答速度は1ms(MPRT)でリフレッシュレートはオーバークロック時に170Hzと、ゲーミングディスプレーとしては十分な性能を有する。さらにAMD FreeSync機能を備え、対応するグラボと合わせればカクつきやティアリングを抑えてくれ、暗闇での視界を確保するナイトビジョンモードも搭載。初心者だけでなくプロゲーマーでもプレイできる仕様だ。

OSDの設定画面。ナイトビジョン機能はA.I.モードだと映像の暗部のみを明るくしてくれる

 色域はsRGBカバー率99.38%、DCI-P3カバー率81.64%で、最大表示色は約1670万色。IPSパネルならではの発色の良さで輝度は250nitとHDRには対応していないものの、コントラスト比は1100:1で、メリハリのある映像を楽しめる。

 また、アンチフリッカーやブルーライトカット機能を搭載しており、長時間の使用でも目の疲労を軽減してくれる

ブルーライトカットはOSDで設定でき、ソフトウェア処理される

 サイズは540.2(W)×229.4(D)×411.6(H)mmで重量は3.3kg。-5°~20°のチルト機構は備えるが、スイベルや高さ調整は備えていない。サイズが小さいので、デスク上のプレイしやすい位置に設置するのは容易いが、もし画面の角度を微調整したいならVESA100に対応しているので、ディスプレーアームを活用するといい。

調整機構はチルトのみ。-5°~20°の範囲で設定できる

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