【実機速報】Apple Watch Series 8/SE、新機能はどんなユーザーにおすすめ?(山本敦)
watchOS 9のおすすめアプリ
日本語キーボードとコンパスを紹介
watchOS 9の新しい文字盤や追加される機能については、以前にPublic Betaテストによる先行レビューをご紹介しました。新しいApple Watch Series 8、第2世代のApple Watch SEはもちろんwatchOS 9に対応しています。
Apple Watch Series 8(とSeries 7)が対応する「日本語キーボード入力」がとても良いです。ソフトウェアキーボードはコンパクトですが、サクサクとフリック入力ができます。セルラーモデルのApple Watchなら、iPhoneを持たずにコンビニまでちょっと脚を伸ばす間に届いたメッセージを、読むだけでなく返信もできてしまいます。
Apple Watchの日本語キーボード入力はアップル標準のメッセージ、メールだけでなくLINEも対応していました。Facebook MessengerやMicrosoft Outlookでは使えなかったので、すべてのアプリのテキスト入力をカバーしているわけではなさそうです。
そしてwatchOS 9から再設計されたコンパスアプリのできがとても良いです。筆者はアウトドアレジャーはやらないのですが、新しいコンパスアプリはデザインがスタイリッシュなだけでなく、現在地点をすぐにマーキングできる「コンパスウェイポイント」や、迷ったり方向を見失った時にGPSを使ってユーザーが移動した経路を憑依する「バックトレース」の機能が使えます。海外旅行で道に迷いそうになった時にも役立ちそうですね。
Apple Watch Ultraの場合、新しいコンパスアプリの素速くアクセスして便利に使えるようにウェイファインダー文字盤が追加されていますが、メインでできることは一緒です。Apple Watch Series 8やApple Watch SEで「Apple Watch Ultra気分」が味わえるアプリとして使い倒したいです。
筆者紹介――山本 敦
オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。
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