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【実機速報】Apple Watch Series 8/SE、新機能はどんなユーザーにおすすめ?(山本敦)

2022年09月15日 22時00分更新

衝突事故が発生するとセンサーが検知。10秒のカウントダウン後にユーザーの反応がない場合は緊急通報サービスに電話をかけます

ドライバーの命を守る衝突事故検出

 Apple Watchが搭載する高心拍と低心拍の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図や緊急SOS通信機能がユーザーの命を救ったというエピソードは、アップルのYouTubeチャンネルでも紹介されています。直近のスペシャルイベントでも冒頭にスポットが当てられました。

 アップルは様々な種類のアクシデントからApple WatchやiPhoneのユーザーを守るため、加速度センサーとジャイロセンサー、センサーフュージョンアルゴリズムの技術を使って、新しい機能を実現しています。今回Apple Watch Series 8とiPhone 14シリーズに、自動車による衝突事故を検出する機能が新しく搭載されました。

 100万時間を超える実際の運転と衝突のデータをもとに新規開発されたアルゴリズムと、最大256Gの衝撃まで検知できる高重力加速度センサーにより、正面・側面・後部からの衝突、横転のすべての衝突事故のケースを検知して、自動的に緊急通報サービスにつないだり、位置情報を送信したり、ユーザーの緊急連絡先に連絡します。

 iPhoneの場合、衝突事故にあってしまった時に手元に端末が見当たらなくなる心配もあります。Apple Watchなら手首に身に着けているので、より緊急SOSの連絡が取りやすくなると思われます。あらゆる事故には遭遇しないことが一番ですが、仕事などでよく車を使う方はApple Watch Series 8が交通安全のお守りよりもリアルに役立つスマートデバイスになります。

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