週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

中古車のマルとバツ 5年5万キロSJ5フォレスター納車後総点検【内装編】

2022年09月12日 12時00分更新

△ ラゲッジスペースに前世の名残

 営業車の荷室ですから樹脂パーツにすれ傷はあるものの、ラゲッジの布張りも新車並みのクリーンさを保っており、車中泊レディな清潔さ。そしてラゲッジのフロアボードをめくると、スチロールトレーが出現します。

 ここにジャッキやホイールナットレンチ、三角表示板と共に、布製の巻き取り式トノカバーが収まります。実に機能的。このトノカバーはアルミのサッシュを車室両側面にはめ込み、ズルズルっと引き出して使うタイプです。ではこいつを取り付けて、布カバーを引き出してみましょう。

 うっひょー、きったねー!

 まあ営業車なんて、うちもこんな感じですわ。撥水剤のようなコーティングが劣化した感じで、いたるところ水染みだらけ。トレーに水の侵入した痕跡はないので、他の荷物とラゲッジに混載されていたのでしょう。納車時にはフロアボードの上に転がっていましたから。

 トノカバーはあると便利なものですが、ごく普通のオプションですから査定には響きません。たとえ汚くても安くはなりませんし、付いていればラッキー程度のもの。ただ、この汚物と同じ空間で過ごすのは御免被りたい。さりとて専用の収納トレーまで用意されているのに、使わないのももったいない。

 純正部品と交換するなら2万円。洗って綺麗になれば、その2万円がお得に。とりあえず後で洗ってみようということで、ここでの得失は保留といたします。サンカク。

 ちなみにトノカバーが収納されているスチロールトレーのさらに下には、テンパータイヤとパンタグラフジャッキ、牽引フックが収まっていました。いずれも使われた形跡のない新品状態。私もお世話にはなりたくありませんが、テンパータイヤの空気圧はたまにチェックして、タイヤ交換の練習くらいはしておいた方が良さそうです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事