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PS5ユーザーやPCゲーマー初心者にオススメしたい

4万円強で大画面の湾曲31.5インチ165Hzゲーミングディスプレーが買える時代に!MSI「Optix G321C」の実力をレビュー

2022年04月20日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 数多くのゲーミングディスプレーを手掛けるエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、湾曲タイプの大画面でありながら価格をグッと抑えたモデル「Optix G321C」を3月10日から発売した。ゲーミング需要が高まる中、PCゲーマー初心者がPCと同時に購入するのに手の出やすい4万円台なのが特徴。それでいて、ゲーミング性能に関しては妥協していない。今回は、そんな「Optix G321C」をお借りしたので早速チェックしてみた。

MSI Optix G321C主要スペック
画面サイズ 31.5インチ
解像度 フルHD(1920×1080ドット)
リフレッシュレート 165Hz
応答速度 1ms(MPRT)
パネル駆動方式 VA
表面 ノングレア
色域 sRGBカバー率:90%
DCI-P3カバー率:85%
最大表示色 約1677万色
視野角 178°(H)/178°(V)
輝度 300nit
コントラスト比 3000:1
上下角度調節(チルト) -5°~20°
左右首振り機能(スイベル) ――
高さ調整 ――
インターフェース HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1
サイズ 704.62(W)× 227.40(D)×512.27(H)mm
重さ 約6.9kg
実売価格 4万3800円前後

湾曲率1000Rの31.5インチで集中力も高まる

MSIの湾曲大画面ゲーミングディスプレー「Optix G321C」

 まずは「Optix G321C」の基本的なスペックから見ていこう。

 31.5インチのVAパネルを使用し湾曲率は人間の視野とほぼ同じ1000R。フルHDの解像度でリフレッシュレートは165Hz、応答速度は1ms(MPRT)。最大輝度は300nit、コントラスト比は3000:1とゲーミングディスプレーとしては十分な性能だ。

 一方で、価格を抑えるぶん、機能的に省かれているものもある。ディスプレーを見やすい位置に調整するチルトは-5°~20°で調整できるが、スイベルと高さ調整は備えていない。このあたりは、スタンドごと左右角度を調整したり、チェアの高さを調整したりして合わせるといい。

チルトは-5°~20°の範囲で調整可能。スイベルや高さ調整の機能はない

ほかのMSI製品と違ったのがスタンドの固定方法。本製品は3本のネジ止めだが、これまで筆者がレビューしてきた製品だと手回し可能なネジ1本がほとんど

本体背面は、MSIのロゴが右上に刻まれているが、LEDイルミネーションのないシンプルなデザイン

 ただ、電源は内蔵型のため直に電源ケーブルを繋いでコンセントに挿し込める。ACアダプターだと設置時に邪魔になるケースもあるので、その心配がないのはありがたい。

 インターフェースは、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1。重量は約6.9kgなので、大画面ディスプレーにしては軽くて設置作業しやすくなっている。

インターフェースはHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1。HDMI入力でも165Hz駆動が可能だ。電源が内蔵なのはありがたい

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