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最大175Hz駆動でHDR600にも対応し、有機ELの情報ディスプレーも画面下に搭載

これぞ最高峰!ゲーミングで求められる性能が全部入りの37.5インチ湾曲ディスプレー、MSI「Optix MEG381CQR Plus」がヤバい

2022年02月18日 18時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 これまでエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)のゲーミングディスプレーを何台もレビューしてきたけど、昨年末に発売した「MSI Optix MEG381CQR Plus」はMSIの本気を見たような製品だ。

 37.5インチの湾曲ウルトラワイドディスプレーと最大級で、ゲーミングに必要な機能は全部入れ、付加価値もデザインもこれまでの製品とは一線を画す仕上がりになっている。

 お値段も実売価格22万5000円前後とこれまで高額だと紹介してきた製品の倍くらいするが、本製品で一度ゲームをプレイしてしまったらもうほかの製品では物足りなくなるくらい、何もかもが”ヤバい”代物。さっそくレビューしていきたい。

MSI Optix MEG381CQR Plus主要スペック
画面サイズ 37.5インチ
解像度 UWQHD+(3840×1600ドット)
リフレッシュレート 144Hz(オーバークロック設定時:175Hz)
応答速度 1ms(GTG)
パネル駆動方式 RAPID IPS
表面 ノングレア
色域 sRGBカバー率:99.8%
DCI-P3カバー率:96.2%
最大表示色 約10億7,300万色
視野角 178°(H)/178°(V)
パネル表面曲率 2300R
輝度 450nit(ピーク時:600nit)
コントラスト比 1000:1
上下角度調節(チルト) -5°~15°
左右首振り機能(スイベル) -30°~30°
高さ調整 0~100mm
インターフェース HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.4a ×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(USB ハブ)×3、USB 3.2 Gen1 Type-B(PC接続用)×1、マイク入力(PC接続用)×1、マイク入力 ×1、ヘッドホン出力 ×1
サイズ 896.5(W)× 325.8(D)×466.4(H)mm
重さ 約10.7kg(スタンド無し:約7.8kg)
実売価格 22万円5000円前後

前面にはLEDや有機ELによる情報表示も

37.5インチウルトラワイドゲーミングディスプレー「MSI Optix MEG381CQR Plus」

 まずは外観から。37.5インチで湾曲率が2300Rと、MSIの最近のモデルで採用している1000Rに比べれば緩いが、横幅が896.5mmとかなり広いので、目の前に座ってプレイすると視界いっぱいにゲーム画面が広がる感じだ。

 画面の下には5つのLEDバネルが備わっており、SteelSeriesの「GameSense」に対応。「SteelSeries GG」アプリを利用することで、発色や発光パターンを設定できるほか、対応したゲームではライフや弾薬、殺傷数などによって色を変化させるということもできる。

画面下に5つのLEDパネルを配している

「SteelSeries GG」アプリを利用することで、このLEDでいろんな表現が可能。なお、アプリとディスプレーを連携するにはUSBケーブルで接続する必要がある

 LEDの左端には有機ELゲーミングダイヤルが備わっている。これは、現在の解像度やモードなどを表示するほか、ダイヤル操作でモード変更やショートカットによる設定などが行なえるようになっている。また「MSI Center」アプリを利用することで、表示内容や設定項目を切り替えられる。

有機ELゲーミングダイヤルは、現在の解像度やモードなどの情報表示ができる

ダイヤルをプッシュして回すと、モードの設定や機能のオン/オフなどが行なえる

有機ELゲーミングダイヤルに表示する項目は、MSI Centerアプリを利用する

MSI Centerアプリでは、前面にあるLEDを利用して、温度や天気などを表現することも

MSI CenterアプリでMystic Lightがインストールされていれば、これを利用してディスプレーのLEDの発色や発光パターンの指定もできる

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