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熾烈なメインストリームCPU争いに完全決着

Core i7-12700K対Ryzen 7 5800X!Windows 11でDDR5対DDR4の性能差もベンチマーク比較

2022年04月14日 18時00分更新

第12世代Coreの“K付きモデル”の中堅モデル「Core i7-12700K」。現在の実売価格は5万4000円前後

 つい先日、第12世代インテルCoreプロセッサー(以下、第12世代Core)に新たなフラッグシップモデル「Core i9-12900KS」が誕生した。「SPECIAL EDITION」ゆえに、消費電力や発熱の扱いは難しい部分が多々ある。初出価格10万5800円前後という設定に、二の足を踏んでいる人もいるだろう。

 一方で、ほどほどの予算で性能も良好なもの、という条件で第12世代Coreを絞り込むと浮上してくるモデルとなると「Core i7-12700K」だ。Pコアの数はCore i9-12900K/12900KSと同じ8基だが、Eコア数が4基(12900K/12900KSは8基)と少ない。しかしながら、現在の実売価格は5万4000円前後とお手頃なラインだ。

 本稿はCore i9-12900KSレビューと同じ時期、同じ条件で実施したテストがベースになっている。目的はCore i7-12700Kの「現時点でのパフォーマンス」を明らかにすることだ。Core i7-12700Kは昨年の発売直後に検証しているが、当時はWindows 10環境だった。ゆえに、アプリによっては第12世代Coreの良さが引き出せない状況でもあった。そこで、今回はCore i7-12700KをWindows 11と最新BIOSで動かした性能を探ってみた。また、初出価格は5万8900円前後とCore i7-12700Kと同程度で、CPUの格として競合にあたるAMDの「Ryzen 7 5800X」とも比較してみたい。

第4世代Ryzenシリーズの中堅モデル「Ryzen 7 5800X」。現在の実売価格は4万7800円前後

DDR5とDDR4の両環境でテスト

 Core i9-12900KSレビューではDDR5環境で検証を行ったが、コストも意識して選ばれることが多いCore i7-12700K。ならば、DDR4環境でも検証すべきだろう。そこで、今回は以下のような環境で実施した。BIOS設定はどの環境もデフォルトだが、Resizable BARやセキュアブートなどはすべて有効にして、メモリークロックはXMPで各CPUの定格値とした。

 また、今回利用したDDR5対応インテルZ690チップセット搭載マザーボードのパワーリミットはデフォルトで無制限設定だったので、DDR4環境も同じ設定にした。そして、Windows 11はメモリー分離やHDR(Windows HD Color)を有効にしている。

検証環境(インテル)
CPU インテル「Core i7-12700K」
(12コア/20スレッド、最大5GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN 360」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「Z690 PG Velocita」
(インテルZ690、BIOS 7.03)、
ASUS「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」
(インテルZ690、BIOS 1302)
メモリー Kingston「FURY Beast DDR5 KF552C40BBK2-32」
(DDR5-4800動作、16GB×2)、G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-32GTZRX」
(DDR4-3200、16GB×2)
ストレージ Corsair「Force Series MP600 CSSD-F1000GBMP600」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0、システムドライブ)、
Silicon Power「PCIe Gen 3x4 P34A80 SP002TBP34A80M28」
(2TB M.2 SSD、PCIe 3.0、データドライブ)
ビデオカード NVIDIA「GeForce RTX 3080 Founders Edition」
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(1000W、80 PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」
検証環境(AMD)
CPU AMD「Ryzen 7 5800X」
(8コア/16スレッド、最大4.7GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN 360」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「B550 Vision D」
(AMD B550、BIOS F15a)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-32GTZRX」
(DDR4-3200、16GB×2)
ストレージ Corsair「Force Series MP600 CSSD-F1000GBMP600」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0、システムドライブ)、
Silicon Power「PCIe Gen 3x4 P34A80 SP002TBP34A80M28」
(2TB M.2 SSD、PCIe 3.0、データドライブ)
ビデオカード NVIDIA「GeForce RTX 3080 Founders Edition」
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(1000W、80 PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」
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