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最大175Hz駆動でHDR600にも対応し、有機ELの情報ディスプレーも画面下に搭載

これぞ最高峰!ゲーミングで求められる性能が全部入りの37.5インチ湾曲ディスプレー、MSI「Optix MEG381CQR Plus」がヤバい

2022年02月18日 18時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

視界を覆う没入感とゲームプレイのしやすさ

 実際にゲームをプレイしてみたが、37.5インチで21:9というウルトラワイド画面というサイズは、目の前にフィールドが広がる感じで、湾曲と相まって今まで以上の没入感が味わえる。

 16:9の画面サイズではなかなか見渡せない左右のフィールドが目の端に捉えられるので、FPSゲームなら敵との遭遇時にかなり有利。また、レースゲームでもコーナリング時にクリッピングポイントを視界に捉えやすく、サイドバイサイド時にもクルマの存在を感じられるので、ドライビングしやすかった。

 この解像度でリフレッシュレート高めだと、それなりなグラボが必要だが、残像感もなくG-SYNCをオンにすればカクつきやティアリングもほぼなくなるので、非常に見やすくプレイしやすく感じた。

 本製品は約90cmも横幅があり、スタンドも安定感を高めた大きめなサイズなので、大きめのデスクサイズが必要だが、最高のゲーミング環境を目指すのであれば、デスクまわりも固めて設置したい。

高さ調整は最大100mm。

スイベルは、左右30度と最近紹介した製品の中では振り幅が狭めだが、画面がでかいのでこれだけ動けば十分

チルトは-5度~15度と、こちらは揚げ角が少し狭い

 VESA100に対応しているので、ディスプレーアームと組み合わせて設置するというのもなかなかおしゃれじゃないだろうか。ただし、スタンドを含まない重量が約7.8kgあるので、アームは選ぶかもしれない。

マウスバンジーが付属。操作時にケーブルが引っかかることを防ぐ。本体下部の左右どちらにもつけられるので、左利きでも大丈夫

自由雲台を備えたカメラクレードルも付属。写真はカメラではなく照明を設置してみたが、三脚の1/4インチネジに対応したものであれば固定できる

究極のゲーミング環境を目指すならこれ一択

 このように、ゲーミング向け機能は充実していて、性能的にもハイレベルな本製品。前面にLEDを仕込んだり有機ELゲーミングダイヤルを備えたり、使い勝手の向上や遊び心にも気を配っていて、ゲーミングディスプレーの最高峰と言っても過言ではない。

 また広色域でもあるので、クリエイティブな作業環境用としても向いている。2画面ぶんの幅があるので、複数のアプリを立ち上げての作業もやりやすい。

 最初にお伝えしたように、お値段も最高峰級ではあるが、グラボに力を入れて最高の描画環境を手に入れるのであれば、それを表示するためのディスプレーも最高の出力環境である本製品を選ぶのはいかがだろうか。

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