稼働範囲も広く、高画質と高速応答を両立した不足ないハイスペックモデル
PS5で4K/120Hzも楽しめる!27.9インチRAPID IPS液晶パネル採用、144Hz対応ゲーミングディスプレーMSI「Optix MAG281URF」レビュー
2022年01月14日 11時00分更新
エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、12月23日に27.9インチでRAPID IPSを採用した4Kゲーミングディスプレー「Optix MAG281URF」を投入した。現在トレンドとされている27インチにWQHDを上回る4K解像度のハイスペックな仕様で、リフレッシュレートは144Hz、応答速度1ms(GTG)を実現する。今回はそんな製品をレビューしたい。
Optix MAG281URF主要スペック | |
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画面サイズ | 27.9インチ |
解像度 | 4K UHD(3840×2160ドット) |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) |
パネル駆動方式 | RAPID IPS |
表面 | ノングレア |
色域 | sRGBカバー率:99% DCI-P3カバー率:95.38% |
最大表示色 | 約10億7300万色 |
視野角 | 178°(H)/178°(V) |
輝度 | 300(ピーク時:400) |
コントラスト比 | 1000:1 |
上下角度調節(チルト) | -5°~20° |
左右首振り機能(スイベル) | -45°~45° |
画面回転(ピボット) | -90°~90° |
高さ調整 | 0~130mm |
インターフェース | HDMI 2.1×2(HDCP:2.3)、DisplayPort 1.4a×1(HDCP:2.3)、USB Type-C(DP Alt mode)×1、USB 2.0 Type-A(USB ハブ)×2、USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1、ヘッドホン出力 ×1 |
サイズ | 638.3(W)× 233.7(D)×408.2(H)mm |
重さ | 約7.7kg |
実売価格 | 11万8800円前後 |
ハイスペック仕様の「Optix MAG281URF」
前回27インチでWQHD(2560×1440ドット)のゲーミングディスプレー「Optix G273QPF」をレビューしたが、今回の製品は、27.9インチと0.9インチ大きく、解像度は4K(3840×2160ドット)とさらに高精細なモデルだ。
パネルはMSI独自のRAPID IPSを採用し、高画質と高速応答を両立。HDMI 2.1に対応しており、PlayStation 5(PS5)といった次世代ゲーム機に接続して、4K/120Hz駆動でプレイが可能なのも大きな特徴だ。
そして今回のモデルには、ハードウェアレベルのブルーライトカット機能を搭載しているのも売り。通常は、ソフトウェアレベルでブルーライトを抑制して、画面は黄色味がかかるが、本製品は常にブルーライトが抑制されつつ、色表現が維持されるのが特徴だ。ドイツのディスプレーに関する第三者評価機関TÜV RheinlandのEyesafe認定も取得している。
サイズは638.3(W)×233.7(D)×408.2(H)mm、重量は約7.7kgで、安定感のあるスタンドを採用。スイベルは左右45度で、高さ調整は最大130mm。チルトは-5度~20度で、ピボットは左右90度と広い調整幅をもつ。
背面には、MSIのロゴとLEDイルミネーションを搭載。Mystic Lightに対応し、発光パターンや色を自分好みに設定可能。OSD操作はMSIのゲーミングディスプレーの定番であるスティックタイプのナビキーを採用。ディスプレーでの設定でこれに勝るものはないと言っても過言ではない。
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