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2台のマシンを1つのキーボードとマウスで操作可能、ノイズキャンセル機能マイクも搭載!

ゲームも仕事も妥協ないディスプレーを選ぶなら、32インチでWQHDの広色域モデル、MSI「Optix MPG321QRF-QD」がオススメ

2021年10月12日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から、32インチ広色域IPSパネルを採用したゲーミングディスプレー「Optix MPG321QRF-QD」が9月23日に発売された。テレワークの浸透のためか、最近はディスプレーの需要が高く、特にやや大型でWQHD(2560×1440ドット)のモデルが伸びているという。やはり、ノートパソコンの画面での作業は辛く、大画面で、できるだけ作業領域の広いタイプを求めているのかもしれない。

 本製版は、ゲーミングディスプレーとして最適なゲームプレイができるような性能・機能を備えているが、色鮮やかで色域も広く、WQHDという広めの解像度という要求にもマッチするため、テレワークの作業用にも活用したいモデル。今回はそんな製品をレビューする。

Optix MPG321QRF-QD主要スペック
画面サイズ 32インチ
解像度 WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 165Hz(オーバークロック設定時:175Hz)
応答速度 1ms(GTG)
パネル駆動方式 RAPID IPS
表面 ノングレア
色域 sRGBカバー率:99%
AdobeRGBカバー率:99%
DCI-P3カバー率:95%
最大表示色 約10億7300万色
視野角 178°(H)/178°(V)
輝度 400(ピーク時:600)
コントラスト比 1000:1
上下角度調節(チルト) -5°~20°
左右首振り機能(スイーベル) -30°~30°
高さ調整 0~100mm
インターフェース HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.4a ×1、USB Type-C(DP Alt mode)×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(USB ハブ)×3、USB 3.2 Gen1 Type-B(PC接続用)×1、ヘッドホン出力 ×1、マイク入力×1、オーディオコンボジャック(PC接続用)×1
サイズ 727.1(W)× 251.8(D)×482.2(H)mm
重さ 約10.2kg
実売価格 9万9800円前後(2021年10月現在)

IPS液晶ながら広色域・高速応答の秘密はパネルにあり

MSIの32インチWQHDゲーミングディスプレー「Optix MPG321QRF-QD」

 MSIのディスプレーは、湾曲でウルトラワイドタイプを数多く紹介してきたが、今回の製品はフラットタイプの標準的なモデルだ。

「MSI RAPID IPS」パネルを採用しており、通常の液晶ディスプレーに比べ、バックライトが発する光の成分を「量子ドット技術(Quantum Dots)」により、効率よくフィルタリングして色の純度を高めることで、最大表示色約10億73000万色、色域のカバー率はsRGBとAdobeRGBで99%、DCI-P3で95%と、かなり高められている。またコントラスト比は1000:1、最大輝度はピーク時で600と、VESA認証のDisplayHDR 600に対応。白飛びや黒つぶれを低減して、より人間の目で見たような自然な階調表現を可能としている。

 加えて、応答速度は1ms(GTG)とIPSパネルとしては高速で、リフレッシュレートもオーバークロック設定時に175Hzと、ゲーミングディスプレーとして十分な性能を発揮。NVIDIA G-SYNC Compatibleにも対応し、対応グラボを利用していれば、カクつきやティアリング現象が抑えられる。

 本体のサイズは727.1(W)×251.8(D)×482.2(H)mm、重量は約10.2kg。スタンドが大きめなので、机上のスペースを少々奪われるが、横幅は通常の16:9サイズなので、一般的なデスクであれば十分置けるサイズだ。

スタンドは重厚感のある仕様。スリムベゼルなので2枚を並べて使用する場合でも境目が目立たなくてすむ

 スイベルは左右30度。チルトは-5度~20度で、高さ調整は最大100mmまで可能。このあたりは、MSIのディスプレーとして標準的な仕様になっている。

スイベルは左右30度

高さは最大100mmまで調整できる

チルトは-5度~20度とMSIのほかのディスプレーと同様だ

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