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DDR5メモリやPCI Express 5.0といった次世代インターフェースに対応しつつ、実売3万円台半ば

Intel第12世代Core自作でゲーミングだけでなく、映像編集にもおすすめのZ690搭載マザーボード、MSI「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI」

2021年12月25日 11時00分更新

 Intel第12世代Coreや最新規格は魅力的だが予算は限られる。DDR5メモリのようにパーツ全体で見ると既存の規格と比べて移行コストがやや高くつくところがネックに感じられていた方も多いだろう。今回紹介するのは「ミドルレンジ」のIntel Z690マザーボード「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI」だ。DDR5メモリ、PCI Express 5.0といった次世代インターフェースに対応しつつ、実売3万円台半ばの価格を実現している。

MAG Z690 TOMAHAWK WIFI 実売価格は3万6000円前後

「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI」の主なスペック
対応ソケット LGA1700
チップセット Intel Z690
フォームファクタ ATX
メモリスロット DDR5×4(最大128GB)
対応メモリークロック DDR5-6400(OC)~5000(OC)、DDR5-4800
拡張スロット PCI Express 5.0 x16×1、PCI Express 3.0 x16×2(x4/x1)、PCI Express 3.0 x1×1
ストレージインターフェース SATA3(6Gbps)×6、M.2(PCIe 4.0x4)×2、M.2(PCIe 4.0x4/SATA 3.0)×1、M.2(PCIe 3.0x4/SATA 3.0)×1
ネットワーク 2.5Gb LAN(Intel I225-V)、Wi-Fi 6E
サウンド 7.1ch HDオーディオ(Realtek ALC4080)
リアインターフェース USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0×2、HDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×1、オーディオ端子×5、S/PDIF×1など
M/B上インターフェース RGB LEDヘッダー×1、レインボーLEDヘッダー×3、USB 3.2 Gen2 Type-Cヘッダー×1、USB 3.2 Gen1ヘッダー×1、USB 2.0ヘッダー×2、Thunderbolt AIC用ヘッダー×1など

MAG Z690 TOMAHAWK WIFIにはDDR5メモリ対応、DDR4メモリ対応の両方が販売されており、ユーザーも選びやすいモデルだ

 第12世代Coreは新規格のDDR5メモリと従来規格のDDR4メモリ双方に対応している。どちらをサポートするのかはマザーボードによって分かれるが、MAG Z690 TOMAHAWK WIFIはDDR5メモリをサポートしている。新しい規格をいち早く試してみたい方向きだ。一方、手持ちのDDR4メモリを再利用したいといった方には兄弟モデルのMAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4がよいだろう。同じデザイン、ほぼ同じスペックでDDR5モデル、DDR4モデルがあるので選びやすい。

 MAG Z690 TOMAHAWK WIFIの「MAG」というグレードは機能的には基本に忠実、ゲーミング向けの設計を盛り込んだエントリーゲーミング向けのラインナップである。その中でも「TOMAHAWK」は上位モデル。モデル毎の違いとなるのは主にデザイン(含むヒートシンク)や電源回路、そしていくつかの機能になる。まずはデザインを見ていこう。

 MAG Z690 TOMAHAWK WIFIと言うよりもIntel Z690世代の「MAG」グレードモデルのデザインでは「ドット」がポイントになるかもしれない。パンチングメタル風とでも言うのだろうか。もともとミリタリー推しのMSIマザーとあって無骨なデザインが雰囲気を高めている。ドットパターンはVRMヒートシンクとチップセットヒートシンクという対角線上2点、そしてマザーボード左下のちょうどオーディオ回路のある部分にもプリントされている。

バックパネル側のヒートシンク。ヘアラインとドットのデザインが引き締める

チップセット側も同様の処理で斜めのヘアラインはマザーボード全体で角度が統一されている

ボード上にもドットのデザイン

 全体として見るとMAG Z690 TOMAHAWK WIFIはブラックが基調で従来のブラック/グレー配色のTOMAHAWKと比べても引き締まった印象を受ける。MSIのブラックと言えばUNIFYシリーズ。MAG Z690 TOMAHAWK WIFIはUNIFYほど徹底したブラック統一とはいかないまでも、UNIFYの弟分的な雰囲気は感じられる。ブラックのケースに収めて黒で統一するのもよいし、外装がホワイトで内装がブラックのケースに収めてツートン、あるいはモノトーンを楽しむのもよい。

 ヒートシンクに着目すると、VRMヒートシンクはMSIマザーボードで定番の背面I/O部のシールド部分までアルミ製とした大型のものが採用されている。CPUソケット上部は完全セパレートだがそちらも上寄りに大きく拡大している。

 チップセットヒートシンクは独立したデザインで、四隅をカットした形状だ。ちょうどSerial ATAポートとなる部分はPCBをカットしデザイン上のアクセントとしている。めずらしいと思ったのはチップセットヒートシンクが側面Serial ATAポートを完全に隠しているところだ。この部分は1段の水平ポートを2つ設けており、スリム化としたことで違和感なく隠せている。残り4ポートはチップセットヒートシンクよりも下のエリアにある。

 M.2ヒートシンクは3つ。上段から下段まで01〜03とナンバリングがされているので上下や並びを間違えて装着することが防げる。

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