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microATXでDDR5はめずらしい!? ミドルレンジにピッタリサイズ、ピッタリ機能

長時間プレイも安心のゲーミング向け電源回路と放熱ばっちりヒートシンク搭載マザーボード!MSI「MAG B660M MORTAR WIFI」

2022年02月18日 00時00分更新

 Alder Lakeになって、マザーボードでもっとも悩むところはメモリスロットだろう。新世代のDDR5がよいか、既存のDDR4がよいか。パーツ価格が高騰している現在、とにかく安く抑えたいというならDDR4メモリがよいのだが、上位CPUと組み合わせたいとか、マザーボードでコストを抑えた分をメモリに回したいとか、性能を重視する方はDDR5メモリのほうがよいということもある。MSIはIntel B660チップセット搭載マザーボードで、DDR5/DDR4両モデルをラインナップしている。今回はコストパフォーマンスにすぐれた「MORTAR」のDDR5メモリ採用モデル「MAG B660M MORTAR WIFI」のMEDIA KITをお借りすることができた。

MAG B660M MORTAR WIFI 実売価格は2万8000円前後

MSI×IntelのMEDIA KIT開封

 それではまずMEDIA KITを見てみよう。

届いたのは黒いボックスのMEDIA KIT

開けるとまずはマザーボード、Intel×MSI×FURY(Kingston)のメッセージカードと、その下に「SUPPRISE OPEN IT....」と書かれたもうひとつの箱が入っていた

まずはMSI「MAG B660M MORTAR WIFI」マザーボードとパッケージ

下段の箱を開けると、大きくIntelロゴとMSIロゴがプリントされた箱とKingstonのDDR5メモリ「Kingston FURY Beast DDR5 5200 MHz 16GB×2」がある

Intel×MSIロゴの箱の中にはIntel Core i5-12400が収められていた

Intel Core i5-12400は6コア/12スレッドでクロックは2.5〜4.4GHz

microATXでDDR5はめずらしい!? 「MAG B660M MORTAR WIFI」

 MSIのマザーボードで、MAGシリーズの序列は最上位にTOMAHAWK、続いてMORTAR、BAZOOKAといった並びだ。MORTARは価格的にも性能的にもおよそ中間に位置する。とくにMORTARは「M」で始まるためか、microATXフォームファクタを採用しているのが特徴だ。

 Intel B660チップセットを採用するため、MAG B660M MORTAR WIFIもハイエンドユーザーというよりもメインストリームユーザー寄りの製品だ。とはいえDDR5メモリを採用しているのはインパクトが大きい。まだDDR5とDDR4メモリの価格差は大きく、Alder Lakeシステムのトータルコストを押し上げる要因になっている。ただし、せっかくPCを買い換えるなら新しいものが欲しいといった方も多いだろう。たとえば「全部込みで10万円以内」といった自作ではDDR5を選びづらいとしても、CPUもCore i7クラス、ビデオカードもミドルレンジ以上を組み合わせたいといった構成ならばDDR5の予算も許容されるだろう。

microATXはコスパ重視でDDR4ではと思いきや、MAG B660M MORTAR WIFIはDDR5モデル

 拡張スロットはPCI Express x16スロット×2基、PCI Express x1スロット×1基。x16スロットは上のCPU接続側はPCI Express 4.0 x16レーンに対応しており、下のチップセット接続側はPCI Express 3.0 x4レーンに対応する。PCI Express x1スロットはPCI Express 3.0 x1レーンとなる。

拡張スロットは計3本。2スロット厚のビデオカードと併用なら空き2スロット、3スロットの大型ビデオカードでも1スロット空く計算

 M.2スロットは2基。上のCPU接続側スロットはPCI Express 4.0 x4に対応し、下のチップセット接続側スロットはPCI Express 4.0 x4またはSerial ATA 3.0接続に対応する。

M.2スロットは2基。ミニマルだがミドルレンジユーザーの想定数にマッチしているかもしれない

 ATXユーザーからすると拡張スロットやM.2スロットが少ないように思えるかもしれないが、Intel B660チップセットに関しては、数の上では最適なのがmicroATXと言える。Intel Z690とB660ではCPU倍率変更OCへの対応可否に加え、もうひとつCPU−チップセット間のバス幅が半減する。つまり、Intel B660でチップセット側に接続できるは拡張スロットやM.2スロットが少ないのだ。たとえば排他利用や追加チップで見かけ上の数は増やせるものの、実際に接続できる拡張カードやM.2 SSDの数がコストに対して妥当でなかったり、トータルの転送速度で結局はバス幅に制限されたりする。

 もちろん、ビデオカードの厚みが増している現在、すぐとなりのスロットは空けておきたいといった方にはゆとりのあるATXのほうがよい。ただし、そうした点はエアフローでカバーする、あるいはそもそも多数の拡張カードやM.2 SSDを搭載する予定がないといった方ならmicroATXの省スペース性がより大きなメリットになるだろう。

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