週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

MicroATX PC自作に最適な1枚!

低コストながら普段使いや軽めのゲームなどもこなせるASRock「B550M Steel Legend」+Ryzen APUで自作デビューを!

2021年10月13日 18時00分更新

基本のインターフェースも充実

 Wi-Fi 6は非搭載になるが、高速な2.5G LANやUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートを用意している。さらに、デュアルディスプレー環境を構築できるHDMI 2.1とDisplayPort 1.4の出力端子など、十分なインターフェースを備える。

 また、PWMファンコネクター端子の装備数も多く、水冷化や複数のPCケースファンを搭載した高エアフローマシンなどにも向いている。

USB Type-C端子や、7ポートのUSB Type-A端子など、リアインターフェースも充実

Wi-Fiモジュールを増設できるKey Eタイプ2230のM.2ソケットも備える

CPUソケット側のCPUファンとポンプファンなど、合計6基のPWMファンコネクターを装備している

リアインターフェース部に1基、ボトムに3基の4ピンPWMファンコネクターを配置している

コストを抑えたRyzen APUで組んでみた

 B550M Steel Legendは、ビデオカード搭載のゲーミングPCから、日常使い、写真および動画の編集、カジュアルゲーミングなどを実現するRyzen APU搭載PCまで、コンパクトに実現できる1枚だ。

 なかでもRyzen APUは、将来のビデオカードの追加も視野に入れたPC入門機に最適だ。いまなら6コア/12スレッドで3万7000円前後のRyzen APU「Ryzen 5 5600G」と、B550M Steel Legendをベースに、8GB×2枚のメインメモリーや、ビデオカードの搭載も余裕な容量750Wの電源ユニットを組み合わせて、10万円以下(OS別)に収めることが可能だ。

Ryzen 5000シリーズと同じ、Zen3コアを採用する「Ryzen 5 5600G」。6コア/12スレッド、最大4.4GHzで動作する

最も主流となっているDDR4-3200メモリー。8GB×2枚セットの16GBなら1万円前後から選べる

 Ryzen APU+ビデオカード時のパフォーマンスをRyzen 5000シリーズと比較したレビュー記事にあるように、Ryzen 5 5600Gはボトルネックになることなく、ビデオカードの性能を引き出している。初期投資を抑えて組みたい人は狙い目といえるだろう。

Radeon RX 6600 XT搭載で、6万円以下の「Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC」などを追加して、PCゲームデビューもアリだ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう