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MicroATX PC自作に最適な1枚!

低コストながら普段使いや軽めのゲームなどもこなせるASRock「B550M Steel Legend」+Ryzen APUで自作デビューを!

2021年10月13日 18時00分更新

ゲームも遊べるRyzen APUの性能をチェック

Ryzen 5 5600GとB550M Steel Legendを組み合わせてパフォーマンスチェック

 ここからは、Ryzen 5 5600GとB550M Steel Legendを組み合わせて軽くパフォーマンスをチェックしていこう。NVMe M.2 SSDにはコストを抑えたPC自作におススメできる、Western Digital「WD Blue SN550 NVMe」を組み合わせている。

Ryzen 5 5600GとB550M Steel Legendで、実際にテストPCを組んでみた

現行Ryzenと同じCPUアーキテクチャーを採用するRyzen 5 5600G。動作クロックは定格3.9GHz、ブーストクロック4.4GHzと高クロックだ

CPU内蔵GPUのAMD Radeon Graphics。GPUコアクロックは1900MHzで動作する

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 5 5600G」
(6コア/12スレッド、3.9~4.4GHz)
マザーボード ASRock「B550M Steel Legend」
(AMD B550チップセット、MicroATX)
メモリー DDR4-3200 16GB×2
ビデオカード AMD「Radeon Graphics」(CPU内蔵)
SSD Western Digital「WD Blue SN550 NVMe 1TB(WDS100T2B0C)」
(PCIe3.0 NVMe 1TB)
電源ユニット Cooler Master「V850 GOLD V2 850W(MPY-850V-AFBAG-JP)」
(850W、80PLUS GOLD)
OS Microsoft「Windows 10 Home」(64bit、21H1)

6コア/12スレッドCPUとして十分な性能を発揮

 まずはCPUパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R23」と、日常使いや文書作成、表計算などの性能を独自のスコアで示す「PCMark 10」で見ていこう。

「CINEBENCH R23」の結果

 PC構成はまったく異なるが、Ryzen 5 5600Xの過去の計測スコアと比べると、若干低いが、Multi Coreで1万スコア超えと、12スレッドCPUとしては十分な値になっている。

 このCPU処理能力の高さはPCMark 10のスコアにも表れており、アプリケーションの起動や、ウェブブラウザーの快適さを示すワークロードの「Essentials」が1万1088、文書作成や表計算といったビジネスアプリケーションの性能を示す「Productivity」が1万151と、1万オーバーの高スコアをマークしている。写真や動画の編集などの処理性能を示す「Digital Content Creation」のスコアはビデオカード非搭載とあって6777に留まるが、軽い写真や動画の編集なら問題ない値になっている。

「PCMark10」の結果

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