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2台のマシンを1つのキーボードとマウスで操作可能、ノイズキャンセル機能マイクも搭載!

ゲームも仕事も妥協ないディスプレーを選ぶなら、32インチでWQHDの広色域モデル、MSI「Optix MPG321QRF-QD」がオススメ

2021年10月12日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

32インチでWQHDは最適な解像度

 以前、同じ「MSI RAPID IPS」パネルを採用した27インチモデル「Optix MAG274QRF-QD」を紹介したが、本製品は同じ解像度で画面サイズが5インチアップ。これだけの広さがあれば、WQHD解像度を100%スケールで表示できるので、作業領域の広さを十分に活用できる。

 また、DisplayHDR 600対応やリフレッシュレートも175Hzと27インチモデルより性能もアップ。発色もキレイで、ゲームだけでなく動画を視聴したり、クリエイティブな作業にもメリットが大きいと感じた。

Windows 11のディスプレー情報。Windows上ではHDRの認証の確認が取れていないが、明るさの極限は604、リフレッシュレートは約175Hzとなっている

 KVMスイッチ機能も秀逸。たとえば会社のマシンと自宅のマシンを利用したいとき、同じキーボード、同じマウスで使えるのは非常に快適で、接続し直す必要もなく作業環境は変わらないまま、どちらのマシンも扱えるのは便利だ。

 USBハブを備えていることで、マシンと接続すればマシン側からOSD操作できる「GamingOSD」に対応。ナビキーは操作もしやすくて扱いやすいものの、マウスやキーボード操作で設定を切り替えられるほうが圧倒的にラク。ディスプレーを選ぶときは、必ずOSDをマシンから操作できるモデルにしたい。

「GamingOSD」は、マシンとUSBケーブルをつなげていれば利用できる。各種設定が行なえるほか、アプリによって自動的に設定を切り替え可能なので使わない手はない

「Mystic Light」ユーティリティも「GamingOSD」から呼び出せる

 アクティブノイズキャンセル機能対応のマイクを内蔵したこともうれしい。オンライン会議だと、意外とノイズがのるもの。最近はノートPCだとそういったモデルが増えてきているが、デスクトップマシンやノートPCでもディスプレーに接続して作業する場合はありがたい機能だ。欲を言えばWebカメラも内蔵してくれると助かるが、その分コストもかかるので、別途用意したほうが安くあがるだろう。

アクティブノイズキャンセル機能のオン/オフはOSDから設定可能

 あと、個人的にはACアダプターではなく電源内蔵なところがポイント高い。コンセントにACアダプターを差すケースが結構多いので、極力少なくしたいところ。コンセント周りにホコリも溜まりやすいので、電源はケーブルのみにしてほしい。

いい買い物をしてよりよい作業環境を構築

「Optix MPG321QRF-QD」は、実売価格9万9800円。32インチで、ゲーミング性能と高画質を両立したモデルなため、お値段的には少々張るが、性能に妥協したくなく、KVMスイッチ機能も活用したいユーザーにはオススメ。

 ディスプレーは、視覚から情報を得る唯一のデバイスなので、性能や機能に対して妥協してしまったときに、作業効率が低下してしまったり、使っていて納得いかず結局より良い製品を再び購入するといったこともある。予算もあるが、無駄になるぐらいなら最初から良い製品を選んで、充実したプレイ&作業環境の構築を目指してほしい。

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