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Ryzen 5 5600Gを組み合わせてベンチマークもテストしてみた

Ryzen 5000Gシリーズに合わせたいコストパフォーマンスのいいマザーボードMSI「MAG B550 TOMAHAWK」

2021年09月01日 11時00分更新

 Ryzen 5 5600Gを組み合わせた状態で、動作確認にPCMark 10を実行してみた。スコアは6402。比較的高性能とはいえ統合GPUなのでDigital Content Creation、つまりクリエイティブ制作用途に適してはいないが、多くの方の主目的となるだろうEssentials(ホーム用途)やProductivity(ビジネス用途)は1万点を超える高スコアだ。そしてその時のVRM(CPU電源回路)の温度を計測してみたが、開始前31℃で最大温度が34℃とわずか3℃しか上がらなかった(室温27℃)。最上位のRyzen 9 5950X(16コア32スレッド)にも対応しているMAG B550 TOMAHAWKにとってRyzen 5 5600Gは余裕である。

PCMark 10のスコア

 続いては3DMark。代表的な2つのテストを実行してみたが、Time Spyは1477、Fire Strikeは3818。統合GPUとしてみればまずまずのスコアだ。そしてGPUに負荷がかかった際のVRM温度も見てみたが、こちらも最大34℃止まりだった。

3DMark Time Spyのスコア

3DMark Fire Strikeのスコア

 当然と言えば当然だが、Ryzen 5 5600Gを搭載して組めばすんなり動作し、これらベンチマークを実行しても安定動作をしている。Ryzen 5 5600Gは3万7000円前後で、MAG B550 TOMAHAWKが1万7000円前後。5万5000円程度の予算でCPUとマザーボードが揃い、ビデオカードは不要なのでこれでかなり予算を抑えたPCを組むことができる。

 もし予算に余裕があるなら上位のRyzen 7 5700Gの組み合わせも問題ない。消費電力(あるいは発熱量)の目安とされるTDPの値は65Wで変わらない。Ryzen 7 5700Gは8コア16スレッドでクロックも高くGPUコア数も多いため若干消費電力が増えるが、MAG B550 TOMAHAWKの対応能力からすれば誤差と言える程度のものだ。

Ryzen 5000GシリーズでもPCIe 4.0対応マザーを選んでおく

 ここで拡張スロットやM.2スロットに触れておこう。まず拡張スロット。MAG B550 TOMAHAWKの拡張スロットはx16スロット×2(#1は16レーン利用可能だが#2で利用できるのは4レーンの制限がある)、x1スロット×2だ。また、M.2スロットは2つ搭載している。

PCI Express 4.0を使用するにはCPU選びに気をつけよう

 ここで重要なのがAMDのマザーボードは搭載するCPU/APUによって利用可能な仕様が変わる点だ。CPU版Ryzen 5000シリーズでは最新のPCI Express 4.0が利用できるが、APU版Ryzen 5000Gシリーズでは1世代古いPCI Express 3.0までしか利用できない。つまりRyzen 5 5600Gを搭載したMAG B550 TOMAHAWK上にビデオカードを搭載すると、PCI Express 3.0 x16レーンとして認識される。また、PCI Express 4.0 x4対応のM.2 NVMe SSDではシーケンシャルで7GB/sを超えるものもあるが、Ryzen 5000Gシリーズと組み合わせた場合は3GB/s台までしか得られない。

 ただし性能が制限されたとしてもPCI Express 4.0対応のビデオカードやM.2 NVMe SSDを搭載でき利用できる。そしてCPU版Ryzen 5000シリーズに載せ換えればPCI Express 4.0が利用可能になる。

 PCI Expressよりもコスト重視というのであれば、最初の構成としてRyzen 5000Gシリーズを選ぶ選択はよい。Ryzen 5 5600GでPCMark 10の2つのシナリオが1万点を超えているように、一般的なPCとしての性能は十分にある。一方で、PCI Express 4.0に対応しているMAG B550 TOMAHAWKを選んでおけば、後に性能が必要になった時でも対応可能だ。

MAG B550 TOMAHAWK詳細ページ
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