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CUDAコア1万基超えの“巨大で獰猛なGPU”の真価に迫る

GeForce RTX 3090 FE降臨!TITAN RTX/RTX 3080 FEと8Kゲーム対決

2020年09月24日 22時00分更新

RTX 3080 FEと差が出なかった「Horizon Zero Dawn」

 超ハイエンドのエンスージアスト向けPCパーツの常として、その超高スペックがてきめんに効くものもあれば、まったく効果が見られないものもある。つまり、期待していたほど効果が得られなかったゲームもあるのだ。その代表例として、「Horizon Zero Dawn」が挙げられる。画質は「最高画質」とし、ゲーム内ベンチマーク機能を利用して計測した。

「Horizon Zero Dawn」1920×1080ドット時のフレームレート

「Horizon Zero Dawn」2560×1440ドット時のフレームレート

「Horizon Zero Dawn」3840×2160ドット時のフレームレート

「Horizon Zero Dawn」DSR使用7680×4320ドット時のフレームレート

 RTX 3090 FEはCUDAコア数の多さでどの解像度でもTITAN RTXを圧倒するも、RTX 3080 FEを振り切るまでにはいたらなかった。フルHD~4Kまでは高解像度になるほどその差を広げたが、8Kになると何かがボトルネックになるのか、また差が詰まってしまった。

「Horizon Zero Dawn」における、各GPUの平均フレームレートの比(RTX 3090 FE=100%とした場合)

 VRAM 24GBのTITAN RTXに対しては解像度が上がるごとに差が開いていったが、VRAM 10GBのRTX 3080 FEに対しては8Kで逆に差が縮まっている。つまり、原因はVRAMの容量ではなく、内部処理のどこかがボトルネックになった結果と考えられる。

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