こんにちは、アスキーのご飯情報担当、ナベコです。みなさん、こころよく食事をとっていますか? 食べている瞬間って日常のいろんなことを忘れられますよね。
話題になりそうなカップ麺、登場しました。
東洋水産はカップ入り即席麺「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」を5月18日に発売。
えっ、赤いきつね? 緑のたぬき? どっち?
「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」193円(税抜)
「マルちゃん もっと赤いたぬき天うどん」は、ベースは赤いきつね。製品名にあるとおり“うどん”です。赤いきつねは具材のおあげが特徴ですが、緑のたぬきの特徴である“小えび天ぷら”を加えた、それが「赤いたぬき天うどん」。
うどんと書いてあるけど、それでも赤いきつね? 緑のたぬき? と一瞬わからなくなってしまいました。赤いきつねを買おうとして手にとってしまうこともありそうですね。商品の取り違いには注意。
以前も「赤いたぬき天うどん」が販売されたことがありました。というのも、マニフェストを掲げた“赤いきつねvs緑のたぬき”のファン投票キャンペーンがあったのです。
2018年に行われた「あなたはどっち!?食べて比べて投票しよう!」キャンペーンでは赤いきつねが勝利。マニフェストとして掲げられていた「赤いたぬき天うどん」が商品化。
勝負は一度きりではありませんでした。2019年は「赤緑合戦~あなたはどっち!?食べて比べて投票しよう!~」と題して、47都道府県ごとに勝敗をつける陣取り合戦キャンペーンが実施されました。これも、赤いきつねが47都道府県中45都道府県を制して勝利(緑のたぬきがんばってほしい)。
今回は、二度目のキャンペーンのマニフェストによる商品です。
前回の「たぬき天うどん」よりパワーアップした「“もっと”赤いたぬき天うどん」に。
小えび天ぷらに紅生姜を加えた“赤い天ぷら”を使用。さらに“赤いかまぼこ”を入れて、“赤”をパワーアップしたとのこと。
“赤い”たぬきうどん、食べてみました
さっそく食べてみました。
蓋の紙を開けて目に飛び込んでくるのは、紅生姜入りの小えび天ぷら。お、赤い。ふだんの緑のたぬきの小えび天ぷらも、小えびの赤い色が散りばめられていましたが、さらに赤くなりました。
赤といって思い浮かべるものは人それぞれだと思います。人によってはムック、人によっては赤い彗星。私が思い浮かべるのはりんご(果物の中で一番好きです)。それと、唐辛子の赤です。
紅生姜入りの小えび天ぷらは、少しオレンジが混ざったもみじのような色ですね。ところで、赤い色を見るとお腹の減り具合が加速しませんか。「早く食べたいよ~」という気分になっちゃいます。おっと、早くお湯を注がなくちゃ。
ふいに、赤いきつねの成り立ちを思い出しました。目立つようにパッケージを赤い色基のデザインにしたことから、それに引きずられる形で“赤い”と命名したそう。今回はさらに製品名に引きずられる形で小えび天ぷらが赤くなるとは。感慨深い、と言えるかもしれません。
わずかにサクッとした食感と、小えびの風味。紅しょうがの酸味がツンときいて、例えば屋台で食べる天うどんのよう。駄菓子感がある天ぷらですね。
天ぷらは時間がたつと、おつゆを吸ってふやふやになってきます。そうなると、全体に紅生姜の風味が広がってきます。だしのきいた澄んだおつゆに紅生姜の酸味がアクセント。食欲が加速されます。ズルズル進む。
ふだんの赤いきつねは、甘味がたっぷりあるおあげの優しい味に心を揺さぶられるけど、紅生姜とうどんもまたイイ! ただ、紅生姜の風味が強いわけじゃなくほんのりなので、どうせだったら紅生姜をもっときかせてほしかった、というのはあります。
小さいですがおあげも入っています。ただ、この刻みおあげはふだんのような濃い甘味はないので、あくまで天ぷらが主役です。
赤いかまぼこもあります。赤いとなんとなく縁起が良い気がして上がりますね。
ごちそうさました!
「赤いたぬき×緑のたぬき」
紅生姜の香りで食欲が刺激される
ふだんの赤いきつねとはひと味違う「もっと赤いたぬき天うどん」。紅生姜が入っていることによって食欲が掻き立てられる仕立てになっていましたよ。
「赤いきつねに天ぷらを入れてほしい」と以前から願っていた人にとって見逃せない商品。考えてみると、うどんと天ぷらの組み合わせが合わないわけがないんですよね。企画ものにありがちな「おもしろいけどリピートはないかな」というのではなく、「また食べたい」と思わせる完成度でした。
紅生姜の酸味がきいて、二日酔いで気分が優れない時の食事にも進みそうです。お酒が好きな人も買っておくといいかも!
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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