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テレワークが快適になる!iiyamaで選ぶマルチディスプレー環境のススメ

2020年05月13日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII
提供: マウスコンピューター

動画やゲームなどエンターテイメントのお供なら
4Kまたは144Hz対応ディスプレーを選ぼう

 自宅で使うディスプレーとなると、仕事が終われば動画を見たり、ゲームをプレイする人もいるでしょう。そんな人にもオススメなのが、高解像度や高リフレッシュレート対応のディスプレーです。

 筆者のセカンドディスプレーは、前述の通り4Kの高解像度に対応していますが、実は4Kディスプレーが一般市場に登場し始めた頃に販売された製品と割と古く、リフレッシュレートが30Hzにまでしか対応していません。

 せっかく4Kの高解像度に対応しているゲームをプレイしても、カク付きが酷かったりと、エンターテイメント用途では微妙になってきていたのです。そんな私と同じような悩みを抱えている人にオススメしたいのが、iiyamaの「ProLite XB3288UHSU」です。

「ProLite XB3288UHSU」

 ProLite XB3288UHSUは、3840×2160ドットの4Kに対応するだけでなく、最近ではテレビへの採用も盛んな、映像の明暗表現の幅を広げる技術「HDR10」にも対応しています。

 HDRは、PlayStation 4(Ver.4.00から対応)やXbox One Xといったコンシューマーゲーム機も対応していて、対応ゲームであれば明るい部分や暗い部分のどちらの階調も犠牲にせずに、より自然でリアルな描写が可能になります。Netflixなどの一部ネット動画サービスでは、対応動画もあるため、映画や海外ドラマ視聴でも活躍できます。

映像ソースにもよりますが、HDR10対応のゲームやネット動画が、よりきれいに表示されます。画像はiiyamaの公式サイトから抜粋

 リフレッシュレートは60Hzまでの対応ですが、4KであればPS4もXbox One X(1440pまでは120Hzまで対応)も60Hzまでの対応なので、必要十分です。また、ゲームの画面が左右ズレたように表示されるティアリングや、画面のカクツキであるスタッタリングを抑えるAMDの技術AMD FreeSyncテクノロジーも備えています。

 これにより、AMD FreeSyncテクノロジー対応のビデオカードを搭載したPCやXbox One Xにて、より快適にゲームがプレイできます。また、電圧の上げ下げの速度で、映像の残像やボヤけにつながる応答速度は、中間色3msと十分あるので動きの速いゲームの映像が乱れることもないでしょう。実売価格は6万7100円前後とやや高価ですが、最新のゲーム機でリアルな映像を楽しみたい人や、ネット動画を高解像度で視聴したい人にも推奨したい1台です。

「ProLite XB3288UHSU」の主なスペック
サイズ 31.5インチ(16:9)
パネル VA方式、ノングレア
解像度 3840×2160ドット
リフレッシュレート 60Hz
輝度 300cd/㎡(標準)
応答速度 3ms(GtoG)
表示色 約10.7億色
コントラスト比 3000:1(標準)
80,000,000:1(ACR機能時)
視野角 左右各89度、上下各89度
インターフェース DisplayPort入力、HDMI入力×2、3.5mmステレオミニジャック
スピーカー 3W×2
昇降幅 120mm
チルト 上22度、下3度
スウィーベル 左右45度
サイズ 730(W)×230(D)×458.5~578.5(H)mm
重量 約8.9kg(スピーカー、スタンド含む)

 PCゲームがメインで、特にFPSのようなシューティングゲームやレースゲームをプレイする人には、リフレッシュレートが120Hz以上のディスプレーを推奨します。

 リフレッシュレートとは、ディスプレーが1秒間に画面を更新する値です。パラパラ漫画を想像すると分かりやすいかもしれませんが、1秒間に表示する画像の数が多いほど1つの動きを再現する画像数が細かくなるので、より滑らかに表示されます。

 そのため、敵の動き出しが視認しやすくなる、目が疲れづらさが軽減する、といったメリットがあります。そんな人にオススメなiiyamaのディスプレーが「G-MASTER GB2760QSU」です。

「G-MASTER GB2760QSU」

 G-MASTER GB2760QSUは、同社のゲーミングブランドG-MASTERの27インチディスプレーで、解像度は2560×1440ドットと4Kではありませんが、リフレッシュレートは144Hzで、応答速度が1msと、滑らかで快適な映像表現を実現します。もちろんAMD FreeSyncテクノロジーにも対応。

 実売価格は4万7300円前後。HDRには対応していないので、映像美重視のアクションゲームなどをプレイしたい人というよりは、FPSやレースゲームなど、勝負にこだわるゲームをプレイする人にイチオシな製品です。

「G-MASTER GB2760QSU」の主なスペック
サイズ 27インチ(16:9)
パネル TN方式、ノングレア
解像度 2560×1440ドット
リフレッシュレート 144Hz
輝度 350cd/㎡(標準)
応答速度 1ms(GtoG)、5ms(標準)
表示色 約1677万色
コントラスト比 1000:1(標準)
12,000,000:1(ACR機能時)
視野角 左右各85度、上下各80度
インターフェース DisplayPort入力、HDMI入力、DVI-D入力、3.5mmステレオミニジャック
スピーカー 2W×2
チルト 上22度、下5度
サイズ 613.5(W)×230(D)×397.5~527.5(H)mm
重量 約6.4kg(スピーカー、スタンド含む)
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