ごきげんよう、アスキーのもぐもぐ担当ナベコです。おいしい食事でふふふと笑って過ごしたい。今日はユニークなカップ麺系の商品を紹介。
あの「わかめラーメン」の麺なし
エースコックは「わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ」を4月20日から発売します。193円(税抜)。
ご存じ「わかめラーメン」の“麺”がない商品。麺をなくしたぶん、わかめを増量しており、乾燥重量で既存の「わかめラーメン ごま・しょうゆ」の4.5倍のわかめを入れたとのこと。
パッケージに書かれた「わかめラー〇〇」の空白の部分がにくいです。切るとこがどこかちょっと迷っちゃう。ラーメンと言いかけたのに切れて「ラー……」なのか、アムラーといったわかめが好きという意味で「わかめラー!」と力強く言い切るのか。
いったい麺なしって…?
ひと足先に食べてみました
さて、中身はかやくと粉末スープのみ。麺はありません。両方ともカップに入れて、お湯を注ぎます。
待つこと3分。蓋を開くと。
びっしり、こんもりと、わかめがしげっている。
分けいっても分けいっても、わかめ。なんだか、調理実習のみそ汁にうっかり“ふえるわかめ”を入れすぎて増やしちゃった子のことを思い出しました。
スプーンですくうと、重量感。
ひとすくいしても、減ったのかがわからないくらい。
わかめがどれくらい多いか、見やすいようにお皿に移してみました。
小さいお茶わん一杯くらいの量、わかめがあります。
なお、スープを吸ったわかめの重量は約160gほど。これはお腹にたまりますよおおお。
想像を超えたわかめの量に絶句してしまいましたが、食べてみますと味はいつものエースコックのわかめラーメン。醤油ベースにゴマの香ばしさがきいています。塩分濃いめにわかめがたくさん入っているので、モキュモキュとした噛み応えがずっと続きます。
食べても食べてもわかめ。これは商品がどうこうとかじゃなくて、おそらく人間として、同じ味のものをたくさん食べると“飽き”が生じます。私がとったのはお湯をたくさん入れて塩分を薄めつつ、キムチを入れるという手段。
ところで、お湯はいずれにせよガイドラインより多めに入れたほうがいいと思います。カロリーは、1食59kcalととてもライトですが、食塩相当量は6.5gと一食分の塩分としてはヘビーですので。
わかめに特化しててスゴイ!
かつてここまで“わかめ”に特化した即席スープ(即席麺?)は、はたしてあったのでしょうか。圧倒的なわかめの存在感とパフォーマンス。わかめで存分にお腹を満たしたいという人には文句なしにオススメできます。
一方で、わかめをそこまで好きじゃない(そもそもそんな人がこの商品を買うのかわかりませんが)、やっぱり麺もセットで食べたいという人は、買う前に考え直したほうがいいのかも、そんなことがよぎりました。
本当に、わかめがとんでもなく多いので、買った人はぜひ写真を撮って驚きをSNSで共有しましょう。もしくは、家族が一緒にいる時に食べたほうがいいです。そうじゃないと驚きを消化しきれない!
というわけで、いくらなんでもわかめが多すぎるという点をのぞいては、お腹いっぱいに満たされる、インパクトとしては◎の商品でした。4月20日発売です。ぜひ注目してみてください。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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