東京将棋会館で行なわれている将棋電王戦の第5局、阿久津主税八段 vs. AWAKEは、阿久津八段の先手で対局中だ。ここまで2勝2敗の五分で迎え、この第5局で団体戦の勝敗が決まる。
開始の合図とともに一呼吸おいてお茶を一口を飲み、▲7六歩と指した阿久津八段。AWAKEは、ノータイムで△3四歩とし▲6八飛車と振り飛車に。8手目に後手から角交換をしたが、電王戦の関連イベント『電王AWAKEに勝てたら賞金100万円』で、唯一負けたのが角交換からAWAKEに角を打たせて、その角を捕獲する手だった。ただ、そのときは人間側から角交換をしている。
その後、20手目に問題の△2八角を打つ。控室が騒ぎになったが、そのあと▲1六香としたところで開発者の巨瀬氏が投了を告げたようだ。控室では、この形になるとほぼ9割先手が勝てるらしい。控室は騒然となっている。この詳細については後ほどレポートする。
※12:00修正 代表画像が第4局のものでした。修正しお詫びいたします。
■関連サイト
将棋電王戦FINAL公式サイト
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