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Ingress:ボーナスキャンペーンに夢中になったエージェントが“歩きスキャナー”をした結果

2014年11月02日 22時00分更新

夏前からイングレスにハマりまくっている俺。

賢明なるエージェントの諸君なら、Ingress2周年を記念し10月25日より開始されている、経験地2倍・アイテムドロップ3倍キャンペーンはもうご存知だろう。

俺も先週末にこの情報を仕入れるや否や、いつもコンビを組んでいるエージェントに連絡をとって、さっそくナイトミッションへ出撃!

目指すは東京タワー~赤坂エリア。この日ここを攻めたのにはワケがある。この夜の目的はAP(経験値)をより多く稼ぎつつ、L9に上がるために以下のふたつのイノベーターメダルをシルバーにすることとしたからだ。

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つまり今夜、俺が行なう任務は敵ポータルを駆逐しつつ、リンクを51本繋いでCF(コントロールフィールド)を7つ完成させること。

これらを迅速に遂行するために、出撃前のブリーフィングでインテルマップのフィルター機能(右下)を使いL5以下のポータルが密集しているエリアをサーチ。

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その結果、我々が戦場に選んだのは東京タワー~赤坂エリアだったというワケだ。ここは東京タワーの麓に増上寺というポータル密集地があり、深夜の赤坂というビジネス街はひとけがなく、任務遂行に最適と踏んだからだ。

まずは最寄りのパーキングに車を停め、ライトアップされた東京タワーを見上げつつ増上寺を緑化!

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そして次の赤坂エリアに移動中、我々は恐ろしいほど美しく輝くポータル密集地をスキャナーで発見してしまう!

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今思えばこのとき既に俺はXM(エキゾチックマター)の放つ怪しい光に魅せられ、正気を失っていたんだと思う。

ふいに目の前に現れた桃源郷のようなポータル密集地に、吸い寄せられるようにスキャナーを握り締め歩き出す俺たち。時が経つのを忘れリンクを繋ぎ、CFをつくりまくった。

この間30分ほど。俺たちはスキャナーしか見ていなかったのだ。そう、ポータル密集地に魅せられ、俺たちは知らず知らずのうちに“歩きスキャナー”(前を見すにスキャナーだけを見て歩き周る危険なプレイ)をしていたのだ!

そして、起こるべくして悲劇は起きた。

友人が震えながら、俺の足を指差し「お前、その足どうしたんだよ!」と叫ぶ。

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お、俺の靴がぁぁぁ! 無いぃぃぃぃい!

一瞬何が起こったのかわからなかったが、すぐにオレはこの間抜けな姿のまま、深夜の街を30分以上も徘徊していたという事実に気が付いた!

これじゃあ、いつか読んだ漫画に出ていた道化の主人公そのものじゃないか!(カオスだもんねPLUS①「ぶらりセカンドライフの旅」より)

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オレは恥ずかしさを、友人は笑いをこらえつつ、無くした靴を探すこと10分。靴は車のなかに落ちていた。スキャナー越しのポータルに夢中になり、靴が脱げたことにすら気付かなかったのだ。

後日、このような悲劇を繰り返さぬためにも、週アス編集部の同胞エージェントに“歩きスキャナーの危険性”について話したところ。

「そういう小学生いるよね~」と一笑にふされてしまった。オレは仲間の事を思い、歩きスキャナーの危険性を伝えたかっただけなのに。

それから数日後。編集部近郊の某神社で任務中だったエージェントが、歩きスキャナーで大木に激突したとの報せを受けた・・・・・・。

エージェント諸君、諸君はこのような悲しい事例をひきおこさない為にも、くれぐれも“歩きスマホ”ならぬ、歩きスキャナーはひかえて欲しい。各自のミッションを無事完遂することを祈る!

因みにこの記事を読んで、何の事かさっぱりわからなかった君は以下の記事をクリックだ! イングレス、楽しいですよ~。

今から始める「Ingress」新米エージェントが知っておくべき7ヵ条

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