Metalはカンタンに言うとA7・A8チップとiOS8を搭載する端末に最適化したゲームをつくれる機能だ。発表時は「iPhoneの3Dグラフィック性能を最大10倍まで強化する」ということで、開発者の注目を集めた。iPhone6、6 Plusが発売されてから約2週間絶つが、早速このMetalを用いたゲームが登場し始めている。そこで、iOS8対応版と非対応版を比較してみた。
モダンコンバット5:Black Out
●ゲームロフト ●700円
モダコン5では以下のようなシーンで効果が確認できる。
・爆発時やロケット弾による 炎、飛び散る破片や粒子等の演出
・銃撃戦の演出
・景色や天候の変化
・陽炎やゴッドレイ(光筋) がリアルに
Metal対応版 |
非Metal対応版 |
↑Metal版では遠くに見えている、雲の描写がリ ッチになっているのがよく分かる。
アスファルト8:Airborne
●ゲームロフト ●無料(アイテム課金)
・ジャンプした際のタイヤ 跡・摩擦による煙のエフェクト
・パーフェクトニトロ使用時 の、タイヤ後部にかかる炎のエフェクト
・マシン衝突時や衝撃を受け た際の粒子のエフェクト
・雪片と雨水のしずく(天候)
Metal対応版 |
非Metal対応版 |
↑“ニトロ”で加速したときの炎を見ると、Metal対応版では細かく表現していることがわかる。
WWDC2014では、ディズニーやUBISOFT、EA GAMES、そしてスクウェア・エニックスなど有名なメーカーがMetalで開発中であることを発表。iPhoneやiPadで遊ぶリッチなゲームはどんどんMetal化されていくかも知れない。
現在発売中の週刊アスキー10/14号に掲載している、特集『iOS8で楽しむ最新ゲーム』では、モダコン5など以外のMetal対応ゲームを紹介。また、定番のスマホゲームを、サイズの違うiPhone6、6 Plusで遊んでみたらどちらが快適か、といった検証してみました。ぜひご覧ください!
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