ついに感動のファイナル──!! niconicoはこの夏、全国10ヵ所を回るイベント『ニコニコ町会議 全国ツアー2014』を実施した。7月19日に長野県須坂市をスタートし、宮崎県西都市、愛媛県宇和島市、福井県あわら市、宮城県富谷町、兵庫県新温泉町、山口県豊北町、秋田県角館町、栃木県鬼怒川温泉と2ヵ月かけて回ってきて、この9月20日に東京都檜原村(ひのはらむら)で有終の美を飾ることができた。
当日、会場となった檜原小学校に来場したのは約4000人で、さらに4つのネット中継では累計で約16万人の視聴者が集まった。正午から夕方まで有名ユーザーと来場者が渾然一体となって盛り上がり続けたあとに、大トリとして歌手の小林幸子さんが登場して、さらに現地をヒートアップさせていた。過去の9会場すべてがっつりまとめてきた週アスPLUSですから、ファイナルも写真どっさりで現地の活況をレポートしていきます!!
↑“ラスボス”と呼ばれてniconicoでも親しまれている小林さん。その降臨の様子は、後ほどお伝えします。
檜原村は、東京都の多摩地区西部に位置しており、人口は9月頭で2406人となっている。村内のほとんどが森林で覆われており、いい意味でとても東京とは思えないほど自然にあふれているため、キャンプや釣り、温泉、ツーリング、サイクリングなどのレジャー目的で訪れる人も多い。
町会議はその名の通り、人口が多くてアクセス性のいい都市ではなくあえて“町”とつくような場所で開催するのが特徴だ。そしてファイナルの場所は、1年目が八丈島、2年目が檜原村と都内で選ばれてきた。しかし昨年、檜原村が台風直撃で中止となってしまったので、そのリベンジとして3年目の今年もファイナルに選ばれて、天候に恵まれたため晴れて実施できたわけだ。
↑スタート前には、町会議で恒例となっている円陣で気合いを入れます。ファイナルということもあって出演者とボランティアの人数が多く、かなり大きなサークルになっていました。
↑12時にオープニングセレモニーがスタート!! MCの百花 繚乱さんとニワンゴ社長の杉本氏が来場者と「ひーのはら」、「ひーのはら!!」のコール&レスポンスをかわして、現場を暖めていました。
↑名前を呼ばれて登壇して手を振る出演者。人数が多すぎてステージトレーラーがかなりせまそう。
↑檜原村村長の坂本氏も登壇して、「ようこそ檜原村にお越しくださいました。檜原は非常に環境が良い村です。そしてネット環境も平成16年に光ファイバーを引きました。ぜひ檜原村に大勢の若い人に住んでいただきたいと思います」と挨拶していました。
↑さらに「コンドルは飛んでいくを演奏したいと思いますが、ときどきコンドルが落っこちちゃうこともあります」と紹介して、村長自らオカリナの名演奏も披露。パフォーマンスのあとに「ここにもコンドルがいます」と帽子を取ってみせ、百花 繚乱さんに「判断はコメントにお任せします。いろいろな鳥の名前が書かれていますね」とフォローを入れられいた。
↑こちらも恒例のテープカットでは、檜原村のご当地キャラである“ひのじゃがくん”に加えて、地元の人を1人交えようと会場に呼びかけたところ、なんとゾンビ女子が指名されてしまいました。シュールな絵面に飛び交う「wwwww」のコメント。
↑その後、「ちょっきーん」のかけ声でテープが切られて、1年越しのファイナルがスタートしました。
↑ちなみにゾンビ女子は本当に地元出身で、同じメイクのみなさんといっしょにブースでドリンクなどを販売していて、のちほど村長も訪れていたというほのぼのエピソードもあります。
↑オープニングセレモニーの最後には、別記事でもお伝えしたニコニコ本社オープン&コスプレフェスのニュースが発表されていました。
↑オープニングの後は、“ギルティ†ハーツ”の3人がお手本となってラジオ体操で体をほぐします。
↑“ひのじゃがくん”は1991年の誕生で、今年でなにげに22歳(!!)という古参のゆるキャラです。
↑ひのじゃがくんに呼ばれたそうで、多摩地区のご当地ヒーロー“宇宙探偵シャーロック”や、高尾山公認キャラの“ムッちゃん”……。
↑同じく高尾山公認の“ムサ尾”と、猫の“たーくん”といった具合に、多くのゆるキャラが会場を回って、さながらテーマパークの様相を呈していました。
↑もちろん、コスプレイヤーさんも大勢来場して……。
↑祭りに華を添えていました!
その1はここまで! その2に続きます!
■関連サイト
・ニコニコ町会議2014全国ツアー 公式サイト
■お知らせ
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