7月19日からスタートし、毎週末に開催してきたniconicoの全国ツアーイベント『ニコニコ町会議』。9月7日には、秋田県仙北市角館町にて8回目を開催して、約6000人の来場者と22万人の生放送視聴者を集めて大熱狂のまま終演を迎えた。歌や踊り、ゲーム実況、イラスト、コスプレなど、さまざまなジャンルにおいて4月の『ニコニコ超会議』を再現したその様子をがっつりレポートしていこう!
町会議は地元のお祭りと併催するのがお約束で、秋田では9月7〜9日に実施した“角館祭りのやま行事”とコラボした。今から350年ほど前に始まり、国の重要無形民族文化財にも指定されている、曳山(ひきやま)と呼ばれる山車を18台引き回すお祭りだ。特に曳山の進行方向が重なって、どちらが道を譲るかの折り合いがつかないときに起こる激しい衝突“やまぶっつけ”が有名で、毎年20万人規模の見物客が訪れるという。
そんな激しいお祭りの初日にセッティングされたのが町会議だった。当日は一瞬だけ軽い通り雨にあったものの、あとは通してカラっとした秋晴れで非常にすごしやすかった。会場が新幹線も止まる角館駅から徒歩5分ほどと近かったことにも助けられて、来場者を多く集めていた。それにしても、町会議前半の雨続きは何だったんのか……。
↑開場前に出演者/ボランティア/運営/地元の協力者の全員が顔を合わせて挨拶する決起集会では、ドワンゴの女性スタッフが誕生日を祝われていました。アットホームな感じだからこそ、ピンチには一丸となって向かえるのかもしれません。
↑13時にオープニングセレモニーがスタート! やぐらの後ろまでぎっしりと人が詰めかけています。
↑角館に町会議を呼ぶきっかけをつくったユーザーの“☆SHIGE☆”さんは、壇上でMCの百花 繚乱さんに「今の気持ちはどうですか?」と聞かれて「やっぱりうれしいです」と回答。ちなみに普段はゲーム実況が好きなジャンルで、今回の出演者では茸さんの動画をよく見てるとか。ご本人がキスしようとしたら、ものすごい反応速度で逃げていたのが印象的だ。
↑仙北市市長の門脇氏も「こんなに人多いの見たことがないです。ありがとうございます」と挨拶。「ちょっとだけアピールをします。門脇光浩54歳、100kgでございます」と自己紹介して笑いを取って、「今日から3日間、角館のおまつりです。ぜひニコニコ動画のみなさん、山のぶつけ合いとかも現場でみていただければと思います。帰らないでずっといてください」と語っていた。
↑テープカットが終わって、ニコニコ町会議スタートです!
↑その後、町実況MCの“みるきぃぬ”さんと、踊ってみたユニット“R.A.B”の3人で、ラジオ体操をして会場をさらにあっためていました。
町会議にはコスプレクロークが用意されており、その場で着替えてお祭りに参加できる。秋田と言えば、美人の名産地として知られる場所だが、そのせいかコスプレもかわいい女性、カッコいい男性が多かった。というわけで、ミニコスプレ集をお届けします!
↑テレビちゃんかぶり物の人もユーザーで参加。
↑衣装がなくても、顔出し看板を使ってコスプレ気分を味わえるのが町会議!!
その1はここまで! その2もお楽しみに!
■関連サイト
・ニコニコ町会議2014全国ツアー 公式サイト
■お知らせ
ニコニコ超会議の全国ツアーバージョン“ニコニコ町会議2013”全祭りのほぼすべてを記録したレポート記事の電子書籍が発売中!
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