今年も始まった世界最大のエレクトロニクスショー「IFA 2014」。最新スマホやタブレットなど、新端末が続々と登場してきました。
週アス取材班が現地で取材してきた内容をまとめたページです。見逃した情報はないかチェックしてみましょう。
■ソニー
ソニーモバイルはIFA2014の開催に先立ち、2014年第2弾となるフラッグシップ機『Xperia Z3』に加え、4.6インチ機『Xperia Z3 Compact』、8インチタブレット『Xperia Z3 Tablet Compact』を発表しました。
なお、発売日はどのモデルも2014年秋『Xperia Z3』および『Xperia Z3 Compact』については日本での発売もアナウンスされています。
Xperia Z3が3サイズで発表 ハイレゾ対応強化&ISO12800撮影で日本でも発売予定
ソニーがIFA2014の事前カンファレンスで、最新アクションカム『Action Cam mini HDR-AZ1VR』を発表した。サイズは現行機のHJDR-AS100Vと比べ、約2/3に小型化・軽量化した。重量は約63グラム。
ソニーが従来の約2/3小型・軽量化した最新アクションカム『HDR-AZ1VR』を発表
ソニーは開催中のIFA2014で、レンズスタイルのデジカメ『QX』シリーズの新作2モデルを発表した。
ソニーがレンズ交換式レンズカメラQX1と光学30倍のQX30を発表
ソニーがIFA2014開幕前に行なった事前カンファレンスでDACを内蔵したハイレゾヘッドホン『MDR-1ADAC』を発表した。
ついにDAC内蔵 ソニーのハイレゾヘッドホン『MDR-1ADAC』
ソニーモバイルはIFA2014の『Xperia Z3』や『Xperia Z3 Compact』の発表に加えて、Bluetoothスピーカー『BSP10』などの発表もしました。
Xperia Z3用の純正BTスピーカーやゲーム用アタッチメントなどが登場
SmartWatch3 |
ソニーモバイルはIFA2014の開催に先立ち、ウェアラブル端末としてAndroid Wear搭載の『SmartWatch3』と電子ペーパーディスプレイを備えた『SmartBand Talk』を発表しました。
どちらも2014年秋に日本を含むグローバル市場で展開予定です。
Android Wear搭載SmartWatch3と曲面電子ペーパーのSmartBandは日本展開予定
ドイツで開催中のIFA2014にて、ソニーはスマホやタブレット、ウォークマンなどの新製品を発表したが、さらに市販化未定のプロトタイプ製品も数多く紹介している。
なかでも注目を集めているのが、メガネ型のウェアラブルデバイスの『SmartEyeglass』。スマホと連動して、メガネのグラス上に256階調、400×240ドットで文字情報をが投影されるシステムだ。
ソニーグラス、超短焦点プロジェクター、Xperia搭載マウンテンバイクを展示
ソニーがIFA2014で発表したXperia Z3の目玉は”ハイレゾ”再生への対応。ソニーは他にもウォークマン、ヘッドフォンアンプ、ヘッドフォンといったジャンルで日本未発表モデルを多数初披露した。
2014年9月3日(現地時間)、ドイツのベルリンで開かれた家電展示会“IFA 2014”にて、ソニーは最新スマートフォン『Xperia Z3』シリーズを発表した。オーディオからゲームまでの“オールソニー”戦略は、サムスンやアップルといったライバルに通じるだろうか。
Xperia Z3推し オールソニーでサムスンとアップルに勝てるか(西田宗千佳寄稿)
ソニーは9月3日、ベルリンにて9月5日から開催されるIFA2014に先立ち、プレスカンファレスを開催した。ソニーとしては、自社のPCブランド“VAIO”がなくなってから初となる世界規模の発表会。そこで現在の同社の柱となる製品群をあらためてアナウンスするかたちとなった。
“VAIOナシ・Xperia中心”になって初のソニープレスカンファレンスを振り返る
【実機レビュー】
ついに発表されたXperia Z3。同時に4.6インチのZ3 Compact、8インチのZ3 Tablet Compactも同時に発表され、“Xperia3兄弟”が出そろいました(細かいスペックなどは別記事をご参照ください)。細かい実機写真が現地会場から届きましたので、まとめてご紹介します!
Xperia Z3&Z3Compact&Z3 Tablet Compactを現地写真レビュー 実機比較あり
3つのサイズのXperia Z3といっしょに発表されたソニーの“SmartWear”シリーズ最新モデル『SmartWatch3』と『SmartBand Talk』。外観の特徴を中心に現地写真レポートをお届けします。なお、細かいスペックは別途、詳細記事をご覧ください。
SmartWatch3とSmartBand Talkを現地写真でレビュー SmartBandは技適を確認
IFA2014に先駆けて公開されたソニーのレンズ部が交換できるレンズカメラ『ILCE-QX1』。現地写真で外観の詳細やアプリ面などのレビュー。
レンズカメラ『ILCE-QX1』現地レビュー アプリ連携強化や周辺機器も充実
【プレスカンファレンス】
Xperia Z3にレンズカメラも続々発表! ソニー新製品発表会を現地写真レポート
■エイサー
エイサーがドイツのベルリンで9月5日~9月10日まで(現地時間)開催されるIFA2014の事前カンファレンスにて、2in1のWindows PC『Aspire R13』を発表した。
エイサーが6つの形状に変化するWindows PC『Aspire R13』を発表
『Iconia Tab 8 W』はクアッドコアのAtom Z3735G(1.86GHz)を搭載する8インチタブレット。OSはWindows8.1 with Bingで1年間無料のOffice 365 Personalが付属。
エイサーが150ドルのWin8タブ『Iconia Tab 8 W』など3タブレット発表
9月4日にエイサーがIFA2014開催前の新製品発表会を開催し、2in1や変形型ノートPCのほか低価格タブレットやスマホといった多数の製品を発表した。
エイサーはドイツで開催中のIFA2014にて、変形タイプのノートPC『Aspire R13』と『Aspire R14』、さらに2in1タイプの『Aspire Switch 11』などを発表した。
回転液晶で6つのモードに変型するノートPC Acer Aspire R13
■LGエレクトロニクス
LG エレクトロニクス(以下、LG)は、ドイツで9月5日(現地時間)より開催されるIFA 2014に先立ち、会場内ブースにて発表会を行ない、各種新製品をお披露目した。新製品の目玉は、ウェアラブルデバイスの新製品『LG G Watch R』だが、PC向け周辺機器にも目をひく新製品があったので詳しく紹介したい。
湾曲液晶の34インチPC向けディスプレーはゲームでの没入感が高そう
LGエレクトロニクスは、ドイツで開催中のIFA2014にて、ウェアラブル端末の最新モデル『LG G Watch R』を発表した。
LGのスマートウォッチ『LG G Watch R』速攻レビュー
■サムスン
サムスンは、IFA2014にあわせて開催した新製品発表会“SAMSUNG UNPACKED 2014 EPISODE 2”において、『GALAXY Note 4』と『GALAXY Note Edge』、VRヘッドセット『Gear VR』を発表しました。
新型Note2機種とVRヘッドセット『Gear VR』が正式発表
エッジ・ディスプレー部分からアプリが利用できる |
サムスンが発表した、不思議な湾曲ディスプレーを搭載したスマホ『GALAXY Note Edge』を発表会場で触ってきました!
片側湾曲ディスプレーってどう使うの? GALAXY Note Edge実機レビュー
サムスンが、3G通信とウェアラブル最適化機能を備えた、最新のスマートウェアラブル端末を発表した。
湾曲した2インチのSUPER AMOLEDディスプレーを搭載。SNS、カレンダーなどの通知が表示され、画面上のキーボードを利用して着信メッセージに返信することも可能だ。
サムスンからSIMが入るスマートウォッチ『Gear S』とヘッドセットが登場
Gear Sを発表するサムスンモバイルビジネス戦略マーケティング部のD.J. Lee氏 |
ドイツ・ベルリンで開催されたサムスンの新製品発表会。『GALAXY Note 4』と『GALAXY Note Edge』の2つのファブレットだけではなく、ウェアラブルデバイスの『Gear S』と『Gear VR』2つの新製品も大いに注目を集めていました。
サムスンのSIM対応“腕スマ”と新ヘッドマウントディスプレーを実際に体感
■ノキア
ノキアは9月4日、IFA2014にてWindowsPhone8.1搭載スマホ『Lumia 830』および『Lumia 735』、『Lumia 730 Dual SIM』の3端末とアクセサリー類を発表しました。
ノキアがWindowsPhoneのフラグシップ『Lumia 830』ほか2端末発表
■ASUS
ドイツのベルリンで開催されるIFA2014に先駆けて、ASUSが事前カンファレンスを開催。カンファレンスでは、Android Wearを搭載したスマートウォッチ『ZenWatch』がお目見えとなり、注目を集めた。
ASUSが199ユーロのスマートウォッチ『ZenWatch』を発表
ASUSがIFA2014開催前に、プレス向けカンファレンスを開催。そこではAndroidの7インチタブレットのほか、13.3インチの超高解像ノートPCが発表された。
ASUSから7インチMeMOPadに世界最薄の3200×1800ノートも登場
ドイツ・ベルリンにて現地時間9月5日から開催するIFA2014に先立ち、9月3日にASUSは新製品発表会を行なった。
今回登場したのは、WindowsノートPCが2機種、Androidタブレットが2機種。そして同社初となるスマートウォッチ『ZenWatch』が発表された。
ZenWatchにCoreMノートPCまでASUSの新機種を触りまくってみた!
■HTC
HTCは9月4日、IFA2014のプレスカンファレンスにて64ビットのSnapdragon615を搭載するミドルレンジスマホ『HTC Desire 820』を発表しました。
64ビットSnapdragon搭載 HTC『Desire 820』発表
ヨーロッパ向けミドルレンジ端末『HTC Desire 820』を山根博士がいち早くレビュー。最近流行のセルフィー(自撮り)機能や8コアのSnapdragonの性能に注目です。
山根博士がHTC Desire820のベンチマークや“セルフィー”機能をチェック
■レノボ
レノボは新しいスマートフォンを2機種発表した。9月5日(現地時間)からドイツのベルリンで行なわれるIFA2014にて展示される予定。
側面に気合を感じるレノボの新スマホ『VIBE X2』デビュー
レノボはインテルの最新CPU、Core Mを搭載したキーボード脱着型の2in1PC『ThinkPad Helix』の新型などを発表した。9月5日からドイツのベルリンで行なわれるIFA2014にて展示される予定。
Core Mを搭載して2ミリ薄くなった新型ThinkPad Helixが登場
■ZTE
『ZTE Kis 3 Max』は、Android 4.4.2(Candy Bar)を採用。CPUはMediaTek 6572(1.3GHz、デュアルコア)で、ディスプレーは4.5インチのTNパネル液晶を採用(480×854ドット)。カメラは500万画素で、インカメラは200万画素。最近のスマホでは珍しく、液晶下部にハードウェアキーを搭載。スペック的に低価格帯に投入される見込みです。
ZTE、低価格帯向けスマホ『Kis 3 Max』などスマホ3機種を発表
■ファーウェイ
IFA2014開催前日の9月4日、ファーウェイは新製品発表会を開催しプレミアムな6インチファブレット『Ascend Mate7』と、価格を抑えた高質感なスマートフォン『Ascend G7』の2機種を発表しました。また合わせて『Ascend P7』のスペシャルエディションも発表するなど、盛りだくさんの新製品が登場。
6インチだけど持ちやすいAscend Mate6実機レビュー
ファーウェイはIFAにおいて、『Ascend Mate7』、『Ascend G7』を新たに発表した。
■HP
HPは、インテルの未発表CPU『Core Mプロセッサ』を搭載するタブレットPC『ENVY X2』シリーズを発表し、IFA 2014に合わせて開催されたイベント『ShowStoppers』で展示した。ただし、各製品の正式な製品名や型番、詳しい仕様、発売時期などについて、現時点では未確定の部分が多いため、ブースの係員に聞いたり展示機を確認したりした範囲内での情報をお伝えする。
■インテル
インテルは、IFA 2014で基調講演を開催し、コードネーム『Broadwell-Y』で知られる最新CPU『Core M』を発表するとともに、Core M搭載タブレットや2 in 1モバイルなどを披露した。
薄型軽量モバイルの可能性を見る、インテルの新CPU、Core M基調講演(NEW!)
インテルは第5世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Broadwell)のYシリーズにあたる、“Core M”シリーズの型番を正式に発表しました。
インテルがCore Mの型番と詳細を発表 2in1はファンレスが当たり前になる(NEW!)
■パナソニック
パナソニックがIFA2014の事前カンファレンスで、4K/60pの動画が撮影できるプロ・ハイアマチュア向けのビデオカメラ『X1000』を発表。プレオーダー中だが、米国の直販価格は3499ドル99セント(日本円で36万7700円前後)。
パナソニックが4K/60p対応のビデオカメラ『X1000』を発表
パナソニックは9月3日、IFA 2014に先駆けたプレスカンファレンスを開催し、2014年末に向けた同社の製品とコーポレート戦略について発表をしました。
パナソニックが新4Kカメラと名門Technicsブランドの復活を発表
■東芝
IFA2014の東芝ブースでは、Windows8.1搭載で120ドル(約1万3000円)の激安タブレット『Encore Mini』と、ヒンジが360度回転するノートPC『satellite radius11』、注目のChrome OS搭載ノート『Chromebook2』が展示されていました。
東芝の0円Windows搭載タブ『Encore Mini』と『Chromebook2』を目撃!(NEW!)
Encore Mini |
東芝の米国法人は7インチWindows8.1 with Bingタブレット『Encore Mini』とChrome OS搭載『Chromebook2』を発表しました。
東芝が約1万3000円のWindowsタブレットと新Chromebookを発表
■その他
IFA 2014の前日となる9月4日、会場内で開催されたサテライトイベント“ShowStoppers@IFA2014”にて、PrestigioのWindows Phone 8.1端末を発見しました。さっそくレポートしてみたいと思います。
キプロスPrestigioのWindows Phone 8.1端末を発見(NEW!)
9月9日の発表会を目前に控え、新型iPhoneへの期待が高まる中、ドイツで開催中のIFA2014会場では、早くもiPhone6用のケースを展示しているスマホケースメーカーも多く見られた。
iPhone6ケースをあちこちで発見、5.5インチは発売が遅れるとの情報も?(NEW!)
6インチのファブレットサイズ |
IFA2014に合わせてアルカテルが発表したスマートフォン『OneTouch Hero2』は、本体と連携できるアクセサリーが多数用意されています。スマートフォンの画面を電子ペーパーで見たり、あるいはスマートフォンをノートPCのように使えるなど、Hero2は他社にはない多彩な拡張性が大きな特徴の製品なのです。
電子ペーパー端末と連携する超ユニークなスマホ『OneTouch Hero2』(NEW!)
『iRig Mic Field』は90度の角度調節機構を搭載し、ビデオ撮影時、音声録音時どちらでも正確なステレオ録音が可能。10月下旬発売予定で、予想価格は税込み1万4580円前後。
24ビット録音可能なLightning接続マイク『iRig Mic Field』発表
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