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WWDC2014まとめ:iOS8、OSX Yosemite発表、新しい言語『Swift』誕生(新記事2件追加)

2014年06月03日 06時30分更新

WWDC2014まとめ

※2014年6月9日 14時35分更新

 昨夜開催されたアップルの技術者向けイベント『WWDC』。今年は新しいハードウェアの発表はなかったものの、開発者にとっては非常に面白い発表だったのではないでしょうか。『Mac OSX Yosemite』や、より使いやすさを追求した『iOS 8』。そして新しいプログラミング言語『Swift』などを発表しました。

 イベントを終え、週アスPLUSにあがっている関連記事をまとめました。詳細レビューや、比較記事などをここにまとめていきますので、ツイートやFacebookの「いいね!」はこのURLでどうぞ!

 

アップル新社屋“Apple Campus2”建設予定地に行ってみたら広大過ぎた

 アップルの本社が、クパチーノの“Infinity Loop(インフィニティループ)”にあることは、アップルという会社に少し興味がある人ならご存知でしょう(実際にこの名称が正式な住所でもある)。その本社社屋を、数キロ先の広大な用地に移転して円盤型の巨大建造物をつくろうとしている、ということも比較的有名な話だから聞いたことがあるかもしれない。

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アップル新社屋“Apple Campus2”建設予定地に行ってみたら広大すぎた(NEW!)

 

WWDC2014
↑OS X Yosemiteでは、iOS7に似たフラットなUIが搭載される。

 いやぁちょっと待ってよ、ハードウェアに関連するような発表は、ほんの1ミリでさえなかったじゃないの……。とはいうものの、下請け仕事の僕らが仕事を断る権利を行使するには、相当な勇気がいるもの。鬼の形相の週アス副編のACCNを前にして「喜んでお引き受けいたします」と言ってしまった手前、なんとかかたちにしなきゃいけないので書き進めておりますが、今回のWWDCで発表されたiOS8、OS X Yosemiteの機能からハードウェアを連想させる何かがあるか? というと、どう考えてもない。

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WWDC2014から予測するAppleの新ハードウェア by 本田雅一(NEW!)

 

CarPlay実機デモ:WWDC2014
デモカーの『Ferrari FF』。フロントに6.2リッターV12を搭載するハッチバックスタイルのスポーツカー。最高速度335km/h、0-100km/h到達速度3.7秒。なお、日本国内の正規代理店コーンズでの本体価格は¥32,900,000(消費税込)。

 WWDC2014会場ではiPhoneをカーオーディオ/ナビとして使う連動システム『CarPlay』の実機デモを展示していた。基調講演後に、短時間ではあるものの動作する実物を見ることができた。

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お値段3290万円(消費税込み)のCarPlayデモカーを体験してきた

 

iOS 8

 今朝のWWDC2014で発表された『iOS 8』。SDKが開発者向けに公開されるということが発表されました。特に話題になっているのが、サードパーティ製のキーボードが使えるようになるということ。アップルのプレスリリース(外部リンク)でも、拡張機能のひとつに“サードパーティキーボード”が挙げられています。

 そこで、IMEメーカーに、「iOS 8対応についてどうなるか?」を聞いてみました。

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iPhoneでATOKやPOBox?iOS 8のキーボードアプリ予定をIMEメーカーにきいてみた

 

iOS8とOS X Yosemiteで注目すべき4つのポイント:WWDC2014

 WWDC2014基調講演は近年稀に見る展開だった。
 基調講演終了後、脊髄反射的に「製品については何も言及しなかったな」と落胆はしたのは事実ではあるけれど、その次の瞬間に“Write the code. Change the world.”という今年のキャッチコピーの意味が腑に落ちた。最初から、徹頭徹尾、開発者向けのアップデートと情報公開に徹したイベントとして計画されていたということだ。

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iPhoneは4ヵ月でこう変わる!iOS8で注目すべきポイント5

 

基調講演開始

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 Appleの開発者向けイベントWWDC2014の基調講演が、いよいよスタートしました。オープニングトークは、CEOであるティム・クックによる「数字」、すなわちAppleの業績、製品のシェア、ユーザー数、開発者数といった、Appleにまつわるさまざまな数値のことです。

▼記事はこちら
基調講演スタート! 発表内容は新しいOS XとiOS、開発ツール

 

OS X Yosemite

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 Appleが開発者向けイベントWWDC2014の基調講演。ティム・クックに続いてグレイグ・フェデリギが登場し、OS X 10.10 Yosemiteの発表が始まりました。DockはiOS 7と同じようにフラットデザインになりました。

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フラットデザインのOS X 10.10 Yosemiteが登場!

 

■Safari

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 アップル開発者の年に一度の祭典「WWDC」が6月4日(日本時間)よりスタート。OS X Yosemiteに搭載予定のSafariの新機能が明らかになった。検索機能をさらに拡張。Spotlightで検索するとお勧めのサイトを提案してくれるようになった。

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Safariの新機能が明らかに! 共有機能も強化

 

iOS 8新機能

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 次期バージョンであるiOS8については、まず「通知センター」が強化されたと発表。インタラクティブになり、メッセージ通知を下にドラッグするとテキストフィールドが現れ、そのまま返信できるようになった。

 また、ホームボタンのダブルクリックで、サムネールの上部に、最近連絡した連絡先の一覧が並ぶようになり、そこから通話やメッセージなど連絡手段が選べるようになっている。

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iOS8発表! 通知バーやメール機能が進化

 

■AirDrop

WWDC2014

 WWDC2014で発表されたOS X Yosemiteでは、MacとiOSデバイスがよりシームレスに連携。ついに待望のOS XとiOS間のAirDropが実現しました!

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ついにAirDropがMacとiOS間に対応!シームレスな連携を強化

 

■iCloud Drive

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 Appleが開発者向けイベントWWDC2014の基調講演。続いてはiOS 8のiCloud Drive。iOS 8で作成した書類もOS X YosemiteやWindowsマシンと同期できます。

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iOS 8のiCloud Driveとエンタープライズ機能の強化

 

■Siri

siri

 iOS8では、音声アシスタント機能「Siri」もアップグレード。今回、ハンズフリーでSiriに命令ができるように進化。「Hey Siri」と言うと起動するようになった。CarPlayでの利用を意識したものと考えられる。

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iOS8発表! Siriがさらにパワーアップ

 

■Health、Healthkit

Health

 iOS 8では、予想通り健康管理アプリが標準搭載されました。ウワサでは「Healthbook」アプリと言われていましたが、「Healthkit」と「Health」の2つを用意。「Healthkit」は複数アプリの情報をまとめて管理でき、「Health」で個々の情報を記録できるもよう。

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健康管理アプリHealthとHealthkitも予想通りリリース

 

Swift

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 約2時間にわたるキーノートスピーチで最後に発表されたのは、OS X/iOS用の新開発言語「Swift」。これまでに使われてきたObjective-CとC言語の中間に位置するようなイメージで、軽快に動作するのが特徴だ。

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新しい開発言語「Swift」登場にデベロッパー歓喜!

 

基調講演終了

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 基調講演で最後に発表されたのは、OS X/iOSアプリ開発用の新言語「Swift」でした。冒頭でクックが宣言したように、OS X、iOS、開発ツールの3つが約2時間をかけてたっぷりと紹介され、開発者向けイベントという、WWDCの本来的な姿に立ち返ったキーノートだったと言えます。

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キーノート終了。昨年のMac Proようなサプライズはなし

 

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