MacPeopleにて好評連載中の「ユザーンの川越コンピューター学園」。30回目のゲストは高橋幸宏さん。ユザーンさんとの愉快なお話を週アスPLUSの読者の皆さまに少しだけお見せします!
今月の転入生:高橋幸宏(たかはしゆきひろ)
音楽家。高校在学中からスタジオミュージシャンとして活動し、1972年に「サディスティック・ミカ・バンド」に加入。1978年に「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)を結成。ソロとしては23枚のオリジナルアルバムを発表。ソロ活動と併行して複数のユニット、バンドで活躍する
「美大に通ってる女の子ってなんというか……。独特で。」
ユザーン 学帽が妙に似合ってますね! 学生時代にもかぶってました?
高橋 うん、中学までは。つぶし方には相当こだわってた。
ユザーン つぶし方? 学帽がつぶれてるとかっこいいんですか。
高橋 当時、うちらの間では、そういう文化があったんだよ。カバンもぺったんこにして。
ユザーン カバンがぺったんこだと物が入らないんじゃないですかね。
高橋 大丈夫。高校のときは学校のロッカーに教科書を全部入れっぱなしにしてたから。
ユザーン かっこよさをとるあまり学業がおろそかになる人の典型的な例ですね。
高橋 あとはパンツのシルエットにもとにかく気を使ってて。裾に折り返しを付けるか付けないか、とかね。まあ学校から指定されたのをそのまま着て行ったこと自体ほとんどなくて、いちばんひどいときはジーンズで登校してた。
ユザーン え、ジーンズでも怒られたりはしないんですか?
高橋 怒られます(笑)。キリスト系の学校だから朝はチャペルに集まるんだけど、後ろから先生が髪の長さや服装をチェックしてるのね。だからできるだけそれには出ないようにして。
ユザーン 出席しないほうがよりいっそう怒られそうな気がしますけどね。
高橋 行かなきゃならないときもなるべく遅れて横のほうから入り、集会が終わったら教師が何か言いに来る前に近くのドアから走って逃げてた。
ユザーン オシャレのためにそこまでするってすごいですね。幸宏さんは立教だから、志木まで通ってたんですよね? 僕が行ってた学校もその隣町だったのに、ファッションに対する意識が全然違うな。
高橋 あ、ユザーンは川越だっけ。いまも成増で急行に乗り換えたりする?
ユザーン もちろんしますよ! 東武東上線に詳しいですね。なんだか急に親近感が湧いてきました。でも幸宏さんはそのまま立教に進学せず、武蔵野美術大学へ入ったんですっけ。
高橋 小原 礼から武蔵美の受験に誘われたの。どんな理由かと思ったら「女子学生が多いから」って、それだけで。
ユザーン で、幸宏さんもそれに釣られてつい受験しちゃったと。
高橋 いや、僕はもしエスカレーターで立教に行っちゃうと4年間大学に行かなきゃならないじゃない。でももうそのころスタジオの仕事もやってたし、大学をやめる理由が欲しかったんだよね。それで小原の誘いに乗って受験をすることにした。まず落ちるだろうな、と思ってたし、そうすれば進学しなくて済むし。だけどなぜか補欠で受かっちゃったのね。
ユザーン 実際、小原さんの言うように女の子は多かったですか?
高橋 いるにはいるけど、美大に通ってる女の子ってなんというか……。独特で。
ユザーン いま、だいぶ言葉を選びましたね(笑)。
続きはMacPeople 2014年7月号(5月29日発売)で!
U-zhaan(ユザーン)
インドの打楽器「タブラ」の奏者。ザキール・フセイン氏、オニンド・チャタルジー氏に師事するため毎年インドに出かけている。インドでつぶやいたTwitterのコメントをまとめた書籍「ムンバイなう。」「ムンバイなう。2」(スペースシャワーネットワーク刊)が好評発売中。
本コーナーは、ASCII.jpから週アスPLUSにお引っ越ししてきました(過去記事はASCII.jpまたはこちら)。
●関連サイト
・room66+(高橋幸宏オフィシャルブログ)
・U-zhaan Official Web Site
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