タワーオブスペルズ
対応OS: iOS 6.0以降
バージョン:1.0.1
開発:Ronoto
App Store価格:無料(アプリ内課金)
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
『タワーオブスペルズ』は、ビックリマンチョコのシールを集めていた人にドストライク間違いナシのパズルアクション。キャラデザインはビックリマンと同じ『グリーンハウス』が手がけているので、「懐かしい!」という人も多いだろう。
画面下部の“マーブル”を揃えて消すパズル形式になっているが、イチバンの特徴は色を揃えるほかに英単語を揃えても攻撃するという点。
それぞれのマーブルにアルファベットが刻まれており、戦闘画面の左上“スペルコンパス”に表示され、白く点滅している単語を揃えることで攻撃できる。例えば“APPROVE”という単語を揃えたい場合は、最初の4文字“APPR”を揃えると緑色、赤色、黄色のキャラがいれば攻撃する。
マーブルの色は4色あり、火、水、土、風の4つの属性に対応している。属性に相性があるのは、ほかのゲームでもおなじみのシステムだ。
よくやってしまうのが、英単語を揃えようとしているのに、色を揃えて消してしまうパターン。そのようなときはマーブルをダブルタップすると、英単語の完成でしか消えなくなる。英単語を揃えて消すほうが攻撃力が高いため、なるべく色を揃えて消すのは避けていこう。
難易度はやや高めで、パズルアクションに慣れていないということもあり、ダンジョンに潜るたびキャラを気絶させてしまった。ダンジョン最奥に待ちかまえるボスへたどり着くころには、レベルが高いお助けキャラのみで戦うなんてことにも。キャラが気絶すると復活まで1時間くらいかかるうえに、パーティー編成に気絶キャラがいるとダンジョンに潜れなくなる。
このゲームには、いわゆる“スタミナ”といった制限がない。キャラのヒットポイントが続く限り何回でもダンジョンに潜れる。なかなか進めないと感じたときはクリアしたダンジョンに何回も潜ってレベリングするのがいいだろう。物語もしっかりとつくられているゲームでもあるので、先の展開を早く見たい人向けに制限がないのかもしれない。
ちなみに、このゲームのストーリーは『魔法の塔』が舞台。主人公である猫の“エメルク”が、はぐれた仲間を探して塔にまるわる謎を解いていく。物語はひとつの階層をクリアすると進み、現在は第6階層まであるが順次アップデートで増えていくとのこと。
レベルが上がると、新しくスキルを覚える場合がある。初期ダンジョンのキャラは、いずれもスキルをひとつしか覚えられず、すでにもっているスキルは忘れてしまうので、慎重に選ぶ必要があるのかもしれない。
いち度でも対象となる英単語を揃えてスペル攻撃に成功すると、辞典に登録される。5月27日の段階では、全部で465個もの英単語を確認できた。
5つ以上のマーブルを消すと、全体攻撃となり演出も派手になる。この手のゲームに慣れている人なら、5文字の英単語を積極的に狙っていくといいだろう。レンガのマーブルを揃えると回復となっている。
思わずニヤリとしてしまったのは、ゲーム内通貨の“ルビー”を消費してガチャを引くときだ。ビックリマンチョコのシールを集める感覚そのままを再現している。キャラと同時に手に入る“ウエハース”は、ダンジョン内で気絶したキャラを即座に復活させる便利アイテムとなっている。
物語を楽しめて英単語も学べるパズルアクション『タワーオブディフェンス』。色を揃えて攻撃するタイプのパズルより、英単語も揃えるという要素が加わり戦略の幅がかなり広がっているので体験してみてほしい。
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