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BRIX Pro GB-BXi7-4770R:インテル最速内蔵GPUを搭載する超小型ベアボーン|デジギア一点突破

2014年03月27日 14時00分更新

BRIX Pro GB-BXi7-4770R
●日本ギガバイト(関連サイト
●実売価格 8万円前後

本格ゲームも遊べる強力内蔵GPUを手のひらサイズボディーに搭載

BRIX Pro GB-BXi7-4770R

 NUCベースの小型PC“BRIX”と同じ設置面積に、『コアi7-4770R』を収めたベアボーンキット。4コア8スレッドのCPUパワーに加え、インテル系では最速のCPU内蔵GPU『Iris Pro Graphics 5200』を備える。

 CPUの性能はデスクトップ用最上位の『コアi7-4770K』とほぼ同等だが、グラフィックにいたっては段違いに高性能だ。『新生FF14』の公式ベンチでGPU性能を比較すると、スコアーが約2倍で描画も圧倒的に滑らか。これまでのNUC系小型PCでは画質も解像度も控えめでないと遊べなかったが、フルHDでも快適に遊べるのが大きなメリットだ。

Iris Pro Graphics 5200でゲームがフルHDで楽しめる

BRIX Pro GB-BXi7-4770R

 Core i7-4770Kの内蔵GPU(Intel HD Graphics 4600)だとフルHDではカクつきが目立つが、Iris Pro Graphics 5200は描画によどみが見られない。ただし、フルHDで“最高画質”だと、約2000スコアーまで下がった。

ブロワーファン1基で冷却

BRIX Pro GB-BXi7-4770R

 小型ファンは高負荷時に毎分4000回転前後で回るため、ファンノイズは45デシベル前後とやや大きめ。CPUはハンダ付けされている。

2.5インチSSDも内蔵可能

BRIX Pro GB-BXi7-4770R

 従来通りDDR3Lメモリーとストレージを固定し、OSをインストールするだけのカンタン設計だ。しかし、本製品では2.5インチのSSDやHDDの内蔵も可能になったため、パーツ構成や用途の自由度が高い。電源一体型のSATAケーブルを備え、取り付けの手間も少なくすっきりとしている。コアi7-4770Rという希少でパワフルなCPUが使え、超小型PCで8スレッド動作が効く画像処理やゲームをするなら本製品以外にない。

●主なスペック
CPU Core i7-4770R(3.2GHz、最大3.9GHz)
グラフィック Intel Iris Pro Graphics 5200
対応メモリー SO-DIMM DDR3L×2(最大16GB)
対応ストレージ mSATA×1、2.5インチSATAドライブ×1
通信機能 IEEE802.11b/g/n/ac(2×2)、Bluetooth4.0
インターフェース USB3.0×4、HDMI、ミニDisplayPort、ギガビットLANほか
サイズ/重量 114.4(W)×114.4(D)×62(H)mm/約851g(実測値)

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