週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

GeForce GTX TITAN X:4K&超高画質ゲーミングに最適!コアゲーマー垂涎の最速グラボ|デジギア一点突破

2015年04月16日 20時00分更新

GeForce GTX TITAN X
●NVIDIA
●実売価格 17万円弱

GeForce GTX TITAN X

ビデオメモリーが多く4K環境では最強!

 第2世代のMaxwellをシリーズ初採用したシングルGeForce最速のグラフィックボード。従来のTITANシリーズは科学技術演算などで有効な“倍精度浮動小数点演算性能”に最適化され、ゲームに不向きだった。本機はその機能を省き、SP数や動作クロックなどを向上させて、1枚でも4K解像度でゲームが可能なGPUというコンセプトで設計されている。

 価格は17万円弱とGTX980を2枚(約15万円)でSLIにして使うよりもやや高価。しかし、SP数は3072基とGTX980の1.5倍、ビデオメモリーに至っては3倍の12GBと史上最強のスペックを誇る。

超高画質領域ではGTX980のSLI環境よりも高性能
GeForce GTX TITAN X

 描画負荷の重いゲーム『ウォッチドッグス』では4K、最高画質に加え、4X MSAA設定にすると、ビデオメモリーが約5.6GB必要だった。そのため、GTX980ではフレームレートの平均が約15.6fpsとなり、数値以上にカクつきを感じた。一方、本機は約31.1fpsとGTX980を2枚挿したSLIの約21.8fpsよりも高い数値をマーク。60fpsには届かなかったものの、超高解像度で普通にプレイできた。さらに快適にしたければ、2枚挿しも検討しよう。

最大で4画面出力が可能
GeForce GTX TITAN X
↑外部出力はDVI、HDMI、DisplayPort×3の5系統。HDMIは2.0に対応し、対応液晶なら4K/60Hzで出力できる。
コイル鳴きを仰制する設計
GeForce GTX TITAN X
↑電源部分に特殊なパーツを採用し、GTX900シリーズで問題視されていた200fps以上の超高fps時に出る異音が抑えられている。

 本機はGTX980の2枚挿しよりも快適に4K解像度でゲームがプレイでき、SLI非対応のゲームでも確実に性能が出せるメリットがある唯一無二の製品。究極のゲーミング環境を構築したいなら、絶対に欲しい1枚だ。

■関連サイト
GeForce GTX TITAN X公式ページ

週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック
週刊アスキー
Kindle版はこちらの表紙をクリック

週刊アスキーはNewsstandでも配信中!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります