女優の池澤あやかちゃんは、文句なしの美少女なのにガチでギーク。慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)に通う現役大学生でもあり、Rubyプログラマー界では女神と呼ばれ、「ばりばりプログラムができる女優」として活躍中! MacPeopleでは「とりあえずRuby」を連載中です。今回は、お正月に合わせて振袖です。
まもなくの提出を控えて苦しめられているという大学の卒論で、以前に制作した作品を改良するため80個のLEDを自宅でハンダ付けしたというあやかちゃん。その際、うっかり熱いコテをMacのキーボードの上に置いて溶かしてしまったそうです(笑)。以下、証拠写真です。
ちょっと女子力が疑わしいあやかちゃんなので、今回は女子力全開の企画。手芸と電子工作がコラボした作品を制作している乙女電芸部さんに教わりながら、電子手芸にチャレンジしてみました。まずは、作品とその説明を動画でご覧ください!
出来上がった作品はこちら。クラウド上にRubyが載った、バレッタ(髪飾り)です。
裏返すと急に女子感がゼロになりますが、着けた姿はなかなか可愛いですよ。
以下、制作の様子です。まずは、UVレジン(紫外線硬化樹脂)を使って光るパーツを制作。透明のジェル状のレジンをシリコンの型に流し込みます。顔料を混ぜて色を付けることも可能です。
まず半分くらいまで入れて固め、次にLEDを埋めて固めると左の写真のように全体が光るものが出来上がります。LEDが表面に近すぎると、右の写真のように点状に光ってかわいくないのです。
LEDが立つように留めるクリップは、ハンダごての先に取り付ける「ヒートクリップ」がいいそうですよ。
UVライトで2分、紫外線を当てれば固まります。キレイに光の広がるパーツが完成しました。UVレジンは、最近女性の間で流行のジェルネイルと同じもの。UVライトもネイル用として3000円くらいから多数販売されています。
光るパーツ作りの要領を得たところで、自分の作品に取りかかります。「とりあえずRuby」の連載タイトルに合わせ、フェルトで雲を作ってルビーを載せることにしました。これが設計図です。
続いて、フェルトの裏にボタン電池ケースを取り付けて結線します。LEDの足を短くして丸めておき、電池ケースに取り付けた導線をハンダ付けします。
その場にいたみんなにガン見されながらのハンダ付けは恥ずかしかったそうですが(笑)、普段からやっているだけあって手際もよく慣れてらっしゃいましたよ。
あとは、バレッタ用の金具を着ければOK。金具は市販のものがたくさんあり、付けるパーツによっていろいろ作れます。初心者は、ボタン電池を隠しやすい大きめのアイテムがお勧めです。
…といったわけでした。制作手順を写真入りで解説しました。あとは誌面でどうぞ!
このレポートが載っているMacPeople 2月号(12月27日発売)はバラエティー豊かな7本の特集を掲載。ついに登場した新Mac Pro速報、MacBookをWindows化、iPhoneアプリ開発者100人アンケート、MacとiOSのセキュリティー、SIMロックフリーiPhoneの買い方と活用法、Wi-Fi機能でiPhoneと一緒に使えるカメラ、Mac&iOSのハイレゾ化、iOSアプリ開発の基礎など、もりもり盛りだくさんで好評発売中です。
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■関連リンク
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池澤あやかさん公式ブログ
池澤あやかさん公式Twitter
(1月9日22時修正)
先日卒論を提出したと記述しておりましたが、担当者が提出日を勘違いしておりました。池澤さんはいまなお、卒論に苦しめられている模様です。読者の皆様、ならびに関係者の皆様にお詫びして、訂正させていただきます。
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