↑左からケリ姫スイーツプロデューサー西村大介氏と、にゃんこ大戦争プロジェクトマネージャーの升田貴文氏。 |
今回はコラボレーションの秘話をはじめ、ゲームに対する思いなどをお聞きしてきました。
まずはケリ姫スイーツのプレー画面を観ながら。
――(ケリ姫に出てくるにゃんこをみて)うわっかわいいですね。
西村 うちの場合だとにゃんこのキャラをお借りして……
升田 へー
――へーって!!
升田 初見なんです笑。
西村 もともとにゃんこさんはキャラがたっているので、置くだけでスゴイ絵になりますね。
――ケリ姫スイーツのにゃんこステージはプレーできる条件などはあるんでしょうか。
西村 特に条件は設けていません。今回のステージは多くのユーザーさんに遊んでもらいたいのでチュートリアル終ったくらいのところで遊べるように難易度は低くしてますよ。
――こんなにゃんこが登場するんですね。
升田 今回ケリ姫さんには主要なにゃんこキャラを使っていただいているので、ケリ姫をプレーされてもにゃんこのイメージを持っていただけるんじゃないかなと思います。
――いつもわたし、最初に出てくる足の長ーい……まぁ、どちらかというとそんなにかわいい感じではないにゃんこ……
升田 あーあのエグーイ、エゲツナイやつですね。
今度はにゃんこ大戦争のゲーム画面を観る
升田 これですよねこの足のながーいやつ。
升田 気持ち悪いでしょ。
西村 セクシーですね。
――なんでしょうかね~。誰が考えたんですか?この足の長ーいヤツにしようって。
升田 それは……私です。私が作っちゃいました。
――失礼かもしれないんですけど、例えばノートの隅っこに落書きしてて、「これかわいいんじゃない!?」っていう感じで描いたりすることあるんですか?
升田 そのレベルですね。基本ビジュアルインパクトのみ、追求した感じですね。実はかわいいとかあんまり考えてないですね。最近の日本の文化で“ブサカワ”っていうのが流行ってるじゃないですか。そこに助けられてる感が……(笑い)そういうのが無かったら、単純に気持ち悪いだけっていう。
――どんな人にや、どんな時に遊んでもらいたいですか?
升田 人生に疲れた時に遊んでもらいたいですね。どうでもいい世界観をみて、こういう世界もあるんだっていう、人生の励みになってくれたらって。たまにねこがいいこと言ってくれるんですよ。
――もともと女性に人気ですけど、今回のにゃんこも女子うけがよさそうですね
升田 ターゲットは実はピンポイントで決めてて、30前後で29歳から31歳で結婚適齢期の女性が疲れたときに癒されるというのを目指しています。「私ってダメなんだ……」ってときにプレーしてほしいんですよ。
――まさに私ですね。ピンポイント過ぎます。
升田 心の疲れを癒してもらって、また次の日もがんばろうって思ってもらいたいんですよね。
――ゴールがないゲームってたまに何を目的にしているか分からなくなっちゃうときがあるんですよね。そんなふうにゲーム作られていますか。
西村 そうですね。でも、好きなゲームや好きなマンガとかってずーっと観てたいじゃないですか。そういう感じでずーっとずーっと楽しんでもらいたいと思っていますね。なので、毎月1体ずつ兵士を増やしているんです。今後はもっと増やしていきたいですね。
升田 ゲームってずーっとやってると疲れちゃうんですよね。「なんでこんなにやってるんだろう」とかって。そうじゃなくって、にゃんこ大戦争はふと疲れた瞬間にプレーしてほしいんですよね。疲れて、久しぶりにゲーム立ち上げたときにバカみたいなキャラが追加されてたりするのをみて癒されてほしいなと。生活空間に入っていけるくらいのものを作っていきたいと思っています。本当のねこに近い存在になれればと思っています。
――コラボレーション企画今後もやっていきたいと思っていますか?
西村 いい刺激になるなとは思いますし、やりたいなと思うんですが、あまりテイストが違い過ぎるものとは考えてませんね。ずっとプレーしてくれてたユーザーさんがとまどっちゃうと思うので。
升田 うちもですね。なんでもかんでもだとユーザーさんも「なんで?」ってなっちゃうと思うんですよね。なので、やっぱり波長が合わないとやりたくないですね。今回はかなり波長が合いましたよ。これ以上って難しいかもしれないですね。
西村 まだ始まったばかりですがもう一回やりたいですね。
――ゲームをやりこんでる人はもちろんですが、初心者の人にも“スキマ時間”に楽しんでもらえるゲームです。もっともっとキャラクターも増やしていって、将来的にはグッズも期待してます!!
おまけ……
――ガンホーさんって分かりにくい場所にありますよね……私、今日久しぶりに全速力で走りました。
升田 ぼくらもそうですよ。天気がいいので歩こうか~。なんていってたら、これ間に合わんやろ!! ってなっていそいでタクシーに乗りましたよ。
西村 実はバイク便の方からも入口が分からないという電話かかってきたことが何回もあってね~。
と、最後はここまでたどり着くのに大変だった……という話に行きつきました。
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