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WiFiルーター『ちびファイ』はミニマム出張セットのズバリ!主役でしょう

2012年12月25日 18時00分更新

これがワタシの出張セット!
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 ワタシが出張の際……というか、常にバッグのなかに入れて持ち歩いているのが週アス付録“パチパチまとめ板”に装着した、上の写真のアクセサリー群。右中央にある四角い箱が今回の主役なのですが、コレ、何かというとプラネックスの超小型WiFiルーター『ちびファイ』なのでございます。

超小型WiFiルーター『ちびファイ』
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター
実売価格:1900円前後
USB、LANケーブルが付属
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 パッと見ではとてもWiFiルーターに思えませんが、本製品はフル機能を実装した立派な11b/g/n対応WiFiルーターなのです。それだけにマニュアルも充実しており、ルーター、アクセスポイント、コンバーターとして使うための冊子が付属しています。

 それでは、まず各部を見てみましょう。

表面
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター
裏面
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター
前面
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター
背面
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター
左側面
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター
右側面
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 操作スイッチとしては“WPS/Reset”ボタンのみというシンプルな構成です。マイクロUSB端子経由で電源を供給し、青い“Internet”端子にLANケーブルを接続すれば、数分程度で起動し無線LANルーターとして機能します。

 ちなみに“LAN”端子経由でパソコンを有線LAN接続できたり、底面に書かれている“rp.setup”というアドレスを入力すれば各種詳細設定が可能です。

どのくらい小さいかわかりますか?
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 ジッポーライター程度の大きさと言っても、最近では煙草を吸わない人のほうが多いようですので、同社製ルーターと比較してみましょう。

『MZK-MF300D』と比較
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 むむ。『ちびファイ』が確実に小さいのはよくわかりますが、5GHz対応11a/b/g/n対応ルーター『MZK-MF300D』も相当小さいので、スケール感がよくわからないですね……。

 と言うわけで、読者の多くが所有していると思われるiPhone5と比較してみましょう。

『iPhone5』と比較
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 『ちびファイ』のほうがやや厚いものの、底面積はiPhone5の約1/3。日頃9キロのバッグを背負っているワタシには絶対に感知できないレベル、たとえセカンドバックやウエストバッグに入れてもまず気づかないコンパクト&軽量さです。

 では、実際に使ってみましょう!

余計な端子・ボタンがないぶん迷うことなし


 前述のとおり、LANケーブルを挿し、マイクロUSB端子から給電すれば、無線LANルーターとして機能します。接続は上記のとおりあっという間に終わります。今回はUSB充電器を使用しましたが、パソコンやモバイルバッテリーから給電してももちろん構いません。

ホテルならこんな感じで使います
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 最近のビジネスホテルの多くはLAN環境が整備されていることがうれしいですね。ただ上の写真のように壁にLAN端子が設置されている場合と、デスクに設置されている場合があるのでご注意を。

 さて、配線が終わったら、今度はWiFi機器側の設定ですが、実にカンタンです。

“12345678”と入力するだけ
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 ネットワーク一覧から本製品のSSID(今回はap-pc-b1a3ee)を選択し、パスワードに“12345678”を入力するだけ。もちろん本機はWPS機能に対応しているので、パスワードを入力することなく認証することも可能です。なお、セキュリティーを重視するならデフォルトパスワードの“12345678”は変更しておきましょうね。

気になる通信速度は?
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 通信速度は6回計測を行ないましたが、最大で下り23.65Mbpsを記録しました。平均でも14.47Mbps出ているので、この超小型サイズのWiFiルーターとしては十分すぎると言えるでしょう。

 次ぎに気になるのは通信距離です。

20〜30メートルはオーケー


 今回は週アス編集部があるフロアで計測してみました。動画冒頭矢印で示した場所に『ちびファイ』を設置し、iPad miniをワイヤレス接続した状態で直線距離約20~30メートル離れたカメラ前まで、週アス編集部のナベコに駆け寄ってもらいました。結果はまったく問題なく、比較的重たい週アスPLUSのページを素早く開けました。遮蔽物があれば、当然ググッと下がるでしょうが、ホテルの部屋や知人宅、会議室などで利用するなら、まず距離について心配する必要はなさそうです。

持っていれば安心!
ミニマム出張セットの主役となる超小型WiFiルーター

 無線LAN環境が整備されてきたとはいえ、まだまだ有線LANしか用意していないホテルは多いです。そのような環境で無線LAN環境を手軽に構築し、手持ちのWiFi搭載機器を利用できる『ちびファイ』はホントに便利。かさばらないですし、また実売価格も1900円前後とリーズナブルなので、アナタのまとめ板にも備えておいてはいかがでしょう?

『ちびファイ』(メーカー型番 MZK-RP150N)
メーカー名:プラネックス
実売価格:1900円前後
製品公式サイト

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