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手間なく素早く「IEEE802.11ac」環境を構築したいなら無線LANアクセスポイント『5ギガでGO! MZK-UPG900HPA』に決定

2014年03月04日 22時00分更新

 新世代の高速無線LAN規格「IEEE802.11ac」。今年初めに正式承認され、対応製品を目にする機会も増えています。そろそろ自宅の無線LANルーターをIEEE802.11ac対応のものに買い換えてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

 そこでお勧めしたいのが、プラネックスの無線LANアクセスポイント「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」です。

無線LANアクセスポイント「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」
無線LANアクセスポイント「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」

「無線LANルーターではなく、アクセスポイント?」と疑問を感じるかもしれません。しかし、無線LANルーターは、単純に新しいものを買って、古いものと置き換えれば、すぐに快適に使いはじめられるという製品ではありません。いままでどおり使いはじめるだけでも、無線LANルーターのメンドーな再設定が必要になるのです。

 まず考えられるのは、パソコンやスマホ、ゲーム機などの接続設定です。使っている無線LAN機器が新しいものならば、WPSボタンを使えば再設定にはさほど手間はかからないでしょう。しかし、WPSに対応していない機器なら個別に暗号化キーの入力が必要になりますし、WEPのみ対応の機器も接続したいなら、セカンダリSSIDの設定など、ルーターそのものの設定を変更する必要も出てきます。
 また、プロバイダーへ接続する際のユーザー名やパスワードも再設定が必要です。これらは頻繁に設定するものではないため、覚えている人も少なく、プロバイダーとの契約資料を探すことを考えるだけで気が重くなる人もいるのではないでしょうか?
 さらにはネットワークカメラやサーバーなどを外部から接続している場合、ポートの開放作業も必要になりますし、MACアドレス制限やファイアウォール、フィルタリングなどのセキュリティ関係の再設定も必要になってきます。このような細かな設定は製品によって設定の仕方が違うことも多いため、これまでどおりの環境をすぐに再現できるものではありません。
 インターネットを使いこなし、様々なこだわりの設定をしている人ほど、気軽に新しい無線LANルーターに買い換えにくいという状況に置かれているのです。

■LANケーブルでつなぐだけで11acを利用可能!

 「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」は5GHzのIEEE802.11ac/n/aに対応した無線LANアクセスポイント。最新のIEEE802.11acに対応することで、最大で866Mbpsの高速無線通信に対応しています。

 セットアップは既存の無線LANルーターにLANケーブルで接続するだけ。インターネットへの接続や各種セキュリティ設定はそのままでオーケー。LANケーブルや2.4GHzの無線LANで接続している製品は、これまでのルーターでそのまま利用し続けて、IEEE802.11ac/n/aに対応した機器だけを再設定するだけで、高速な最新の無線LAN環境を利用できるようになるのです。

 セットアップ手順を実際に見てみましょう。本機のLANポートと無線LANルーターのLANポートを付属のLANケーブルで接続するだけで、手軽にIEEE802.11acの無線環境を手に入れられます。

「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」 背面
「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」 背面
MZK-UPG900HP 付属ケーブル
付属のLANケーブルはフラットタイプで50cmというジャストサイズ。フラットタイプなので折り曲げ自由。ケーブルがかさばりがちなルーター周りでも邪魔になりません。
MZK-UPG900HP 付属ACアダプタ
付属のACアダプタはコンパクトサイズで設置場所にも困りません。

■「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」の実力は?

 11ac未対応の無線LANルーターに、この「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」を接続するとどれだけのメリットが得られるのか、その実力を検証してみました。
 テスト環境は、100Mbpsの光回線インターネットに、2.4GHzのIEEE802.11b/g/nに対応した無線LANルーターを接続している環境で行いました。そこにこの「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」を追加することで、どれほどの速度アップが見込めるのでしょうか?

 まずはノートパソコンとスマートフォンで2.4GHz(IEEE802.11n)での通信と、5GHz(IEEE802.11ac)でのインターネットの速度差を計測します。ノートパソコンでは、下記の3機種の無線LANアダプタを利用して計測を行いました(計測サイトは「Ookla Speedtest」(外部サイト)を利用)。

11ac対応無線LANアダプタ「GW-450D」
11ac対応無線LANアダプタ「GW-450D」
5GHzで最大433Mbps、2.4GHzで最大150Mbpsの速度に対応した小型無線LANアダプタ「GW-450D」。
11ac対応無線LANアダプタ「GW-450D KATANA」
11ac対応無線LANアダプタ「GW-450D KATANA」
スペック的にはGW-450Dと同等ながら、高感度アンテナを搭載した「GW-450D KATANA」。
11ac対応無線LANアダプタ「GW-900D」
11ac対応無線LANアダプタ「GW-900D」
5GHzで最大866Mbps、2.4GHzで最大300Mbpsの速度に対応した無線LANアダプタ「GW-900D」。
11ac対応スマートフォン「isai LGL22」
11ac対応スマートフォン「isai LGL22」
スマートフォンでの測定にはIEEE802.11acに対応したLGエレクトロニクスの「isai LGL22」を使用。
測定結果
測定結果

 2.4GHzの無線LANルーターとIEEE802.11nで直接通信した場合に比べて、「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」を介して5GHzのIEEE802.11acで通信したときのほうがどの場合においても速度が向上しています。

 ノートパソコンの場合、3種類の無線LANアダプタを使ったいずれのケースでも、インターネット回線の100Mbpsの限界に近い、90Mbps以上の速度が出ました。スマートフォンの場合、通信速度には本体の処理能力も影響してくるため、ノートパソコンほどの向上はしていませんが、それでも40%近く速度アップしています。

 ノートパソコンの計測では、無線LANアダプタの性能差が十分に現れないため、インターネットの接続速度ではなく、ファイル転送速度を計測してみました(計測には「LAN Speed Test lite(外部サイト)」を使用)。

ファイル転送速度計測
ファイル転送速度計測

 その結果、「GW-450D」で2倍近く、もっとも高スペックな「GW-900D」で3倍近いスピードになり、IEEE802.11acの実力のほどがわかります。

■11ac製品を持ってない人にもメリットあり!

 実はこの「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」のメリットは、IEEE802.11acに対応したパソコンやスマートフォンだけが受けられるわけではありません。2.4GHzの無線LANは多くの機器で対応しているために、アクセスポイントが乱立していたり、電子レンジのノイズやコードレス電話の電波とも干渉するため、十分なスピードが出ないことが多いのです。
 本機は5GHzのIEEE802.11a/nにも対応しているため、2.4GHzのIEEE802.11b/g/nと5GHzのIEEE802.11a/nの両方に対応した機器(たとえば、iPhone5/5s/5cなど)ならば、5GHzを選ぶことで2.4GHzで通信を行うより、安定して、かつ高速な通信が可能になります。

11n(2.4GHz)と11n(5GHz)との速度比較
11n(2.4GHz)と11n(5GHz)との速度比較
電子レンジ動作時の2.4GHzと5GHzの計測結果
電子レンジ動作時の2.4GHzと5GHzの計測結果

 5GHzのIEEE802.11nに対応したスマートフォンで速度を計測したところ、5GHzで通信を行った方が、通常時で約20%速度が向上し、無線LANルーターとスマートフォンの間で電子レンジを動作させてもほとんど速度低下しないことがわかりました。

編集部ナベコも大満足
編集部ナベコも大満足

 このように「5ギガでGO! MZK-UPG900HPA」は、すでに運用している無線LANルーターに追加するだけで、様々な機器や環境で、高速かつ安定した無線通信をすぐに利用できるスグレモノです。手間なく素早く最新無線LAN環境を手にするベストチョイスの製品といえるでしょう!

PLANEX 11ac/n/a 866Mbps 5GHz専用 無線LANアクセスポイント 5ギガでGO!』(メーカー型番 MZK-UPG900HPA
※『MZK-UPG900HPA』はAmazon専用パッケージモデルです。製品本体(ほよび製品保証書)の型番は"MZK-UPG900HP"となり、ハードウェアとしては同じものです。
メーカー名:プラネックス
発売日:発売中
製品公式サイト
PLANEX ( プラネックス ) ストア

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