マイクロソフトが主催する学生向けの技術コンテスト“Imagine Cup 2011”。いよいよ舞台は本戦が行なわれるニューヨークに移り、世界各国から集まったチームが世界一を目指して火花を散らせることとなる。そのコンペティションに先立ち、現地7月8日にはオープニングセレモニーが行なわれた。
いつも以上にハイテンションなバルマー氏
壇上にはマイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが登壇。筆者がふだんビジネスイベントで感じるバルマー氏のイメージとはまったく違い、ハイテンションでスピーチを行なうバルマー氏。会場内の学生たちの熱意が彼にも伝わっているかのようだった。
183の国と地域が参加
今大会には、 183の国と地域から実に35万人以上もの参加者が登録し、各地の大会を勝ち抜いた約400人が集結。すでにいくつかのチームのプレゼン内容をチェックしたバルマー氏は、そのレベルの高さに驚き、感心していると語った。
ファイナリスト全員にKinectをプレゼント!
セレモニーでいちばんの盛り上がりを見せたのが、バルマー氏がXBOXについてスピーチを行なったとき。なんと、会場にいるファイナリスト全員にKinectをプレゼントすると発表。ゲーム好きの世代が集まっているだけに、会場全体が拍手と歓声につつまれた。
バルマー氏の幼なじみも登壇
Imagine Cupは“テクノロジーを活用して、世界の社会問題を解決しよう”というのがテーマ。そこで、バルマー氏に続いて、世界の貧困問題についての第一人者である、コロンビア国連地球研究所所長のジェフリー・サックス博士が登壇。世界の現状とテクノロジーによる問題解決の重要性を 学生たちに伝えた。
ちなみに、 サックス博士はバルマー氏とは幼稚園時代のクラスメート。進んだ道こそ違えど、49年来の友人とのこと。
FoursquareCEOも登場
最後に登壇したのが、日本でもユーザーが増えてきているFoursquareのCEOデニス・クロウリー氏。彼自身も数年前までは、会場にいる学生たちと同じように、こういったコンペティションに参加して技術を磨いていたと語り、人生において大きな経験になると激励した。
本番に臨む日本チーム
以上でオープニングセレモニーは終了。日本チームも翌日のコンペティションに向けてやる気は十分。日本チームの健闘を期待したい!!
●Imagine Cup 2011
http://www.microsoft.com/japan/academic/imaginecup/2011/
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