『MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES』 |
『MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES』は、歌唱合成ソフト『初音ミク』の発売元であるクリプトン・フューチャー・メディアと『初音ミク -Project DIVA- 2nd』をつくったセガ、弊社アスキー・メディアワークスのiPhone向け電子書籍『Tokyo Kawaii Magazine』の合同企画だ。
3D初音ミクが生演奏で歌い踊る! |
『Anime Expo 2011』の一環として、NOKIAシアターで開催する。気になるコンサート内容だが2010年3月9日に行なわれた『ミクの日感謝祭』をベースとして、海外向けに改良を加えたバージョンでお届けする。
本日都内で行なわれた発表会では、“ディラッドボード”と呼ばれる半透明の透過板に等身大の3D初音ミクを投影し、ミニライブを行なった。はじめて目の当たりにした3D初音ミクにもう現世などどうでもよくなるぐらい感激してしまった。本番ではここに生演奏バンド“The 39s”(ザ・サンクス)が加わるかと思うとゾクゾクする。
我らが福岡俊弘 総編集チョ |
『Tokyo Kawaii Magazine』の編集長を務める、ご存知、我らが福岡俊弘 週刊アスキー総編集チョいわく、会場であるNOKIAシアターの最大収容人数は7100人だが、ディラッドボードの視野角の都合上、フルには使えず、また1階席だけで十分と判断して、当初3500席を確保したが2週間でチケットが売り切れ、現在は2階の追加席確保に動いているという。このことからも日本だろうがアメリカだろうが初音ミク人気のすさまじさがわかる。
クリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役 伊藤博之氏 |
クリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役である伊藤博之氏は、集まった記者たちに初音ミクは“創作の連鎖(Chain of Creation)”と説明。誰かが2次創作で絵を描けば、その絵に別の誰かが歌をつくり、また別の誰かがその歌を元に動画を制作したり、コスプレしたり、初音ミクという器を通してさまざまな人がそれぞれの初音ミクを表現している。「もし初音ミクのそのままの形に抵抗がある地域の人がいても、その国にあった初音ミクっぽいものをつくればいいと考えるし、そういうものだと思っている」と海外進出について熱く語った。
初音ミクとは創作の連鎖 |
海外に進出する初音ミクの話題では、米トヨタがCMキャラクターに初音ミクを抜擢したことが記憶に新しい。ホームページにアメコミ風のパワフルなタッチで描かれた初音ミクは日本ではなかなか見かけない。きっとそういったローカライズの多様性も初音ミクの魅力なのだ。
パンフとじ込みのペーパークラフト“LAミク” |
ちなみに『MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES』では公式パンフレットを販売する。とじ込みでCOSPAのペーパークラフト、通称“LAミク”を添付する予定で、こちらは会場限定のグッズ。プレミアがついて高騰したらロス行きのチケットを買ってもお釣りがくるかも!?
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