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やってやれないことはない:

クリスマス豪華ディナーを「コンビニで2000円以内」で実現する

2019年12月14日 17時00分更新

文● モーダル小嶋 編集●ASCII

クリスマスのコース料理をコンビニで

 アスキーグルメのモーダル小嶋です。忙しいです。編集部というのは年末に忙しくなるものです。クリスマスシーズンを謳歌しようと思っても、物理的に外に出られない。参りますね。豪華なコース料理なんて夢のまた夢です。

 なので、逆転の発想で、なかなか外に出られなくても、わずかな空き時間で行けるコンビニエンスストアで、クリスマスのコース料理を考えてみることにしましょう。

 コンビニでどれぐらいの買い物をするとぜいたくになるのか? コンビニエンスストア大手3社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の購入状況はいかほどでしょう。平均レシート単価がセブン-イレブンが586円(レシート1枚あたりの買上点数2.8個)、ファミリーマートが502円(レシート1枚あたりの買上点数2.5個)、ローソンが556円(レシート1枚あたりの買上点数3.0個)という調査があります。※ソフトブレーン・フィールド調べ

 ということは、大体の人は、コンビニに1回行って、500円ちょいぐらいの買い物に収めているわけです。クリスマスなのでぜいたくしたいとなったら、2000円もあれば十分でしょう。平均のおよそ4倍ですから。仮にディナーに1000円出しているとしたら、その4倍の4000円となれば、リッチといえませんか?

 今回は、クリスマスディナーを2000円以内で、しかもコンビニで買えるものだけで完結させたいと思います。コース料理には何が必要でしょうか。ざっと考えて、これだけのものを揃えればいいはずです。

・食前酒
・前菜
・肉料理
・口直し
・主菜(パスタ)
・副菜(魚料理)
・食中酒
・デザート

はい、すべてセブン-イレブンで買ってきました

 というわけで、セブン-イレブンで揃えました。前述した8品を全部揃えて税込1548円。2000円でぜんぜんお釣りがくるじゃないですか。それでは、順に解説してまいりましょう。

 ※以下、記事内での価格は税抜です

食前酒:やっぱりワインでしょう
楽園にいける「楽園ワイン」(100円)

紙パックのワイン。なんというか、独特の風情があります

 まずはワインです。うかつに、よいワインを頼むと、ここで予算オーバーです。清洲桜「楽園ワイン」(100円)。白ワインにしました。180mlで100円です。コスパ的には最高。せっかくのクリスマスだから赤でもよかったかな、いやいや、そうはいっても好みを優先すべきだよね、そんな楽しみ方もできるわけです。

編集部でアルコール度数12%の果実酒を持つ男。あくまでイメージなので、編集部でグビグビ飲んでいるわけではありません ※後ろに写り込んでいるのは年末進行で忙しいジサトラハッチさんです

 いきなりなんですが、この時点で、普通にベロベロになる人も多いと思います。紙パックのワインは想像以上に回ります。ほんとうに飲もうかどうか迷ったのですが、「職場で紙パックのワインをチューチュー吸っている画はまずいんじゃないか?」「ベロベロになった人間が職場にいたら、編集部とはいってもさすがにどうか?」と思ったのでやめておきます。

 なお、記事中に出てきたアルコール飲料は飲んでいませんが、食品はすべて撮影と同時に完食しております。

前菜:いつものポテチもちょっと豪華に
「ザ・ポテト スパイスソルト」(125円)

ちょっといいポテトチップスにしちゃった。クリスマスだからネ

 前菜です。アペタイザーです。アペタイザー(Appetizer)は前菜や食前酒など、主菜の前に提供されるサービスすべてを指す言葉であり、英語圏においても、コース料理の前菜は「オードブル」です。勉強になりましたね。

 アペタイザーはちょっとぜいたくに、カルビー「ザ・ポテト スパイスソルト」(125円)にしました。厚切りフラットで、今までにないパキッとした食感をうたいます。もちろん、国産馬鈴薯100%使用です。

やっぱりイモが違うね、こう、クリスマスに向かっているんだぞ、そういう気分を高めてくれますね

 商品説明を見ると、「オニオンやガーリックなどの香味野菜にビーフの旨味がじゃがいものおいしさをさらに引き立てる」とあります。たしかに、普通のポテトチップスよりも味に深みがあり、満足感が高い。

 そうそう、コース料理なのでスープがほしかったのですが、このザ・ポテトに入っている成分(香味野菜とビーフエキス)でおぎなう心づもりです。2品目にして破綻の香りが濃厚に立ち込めてまいりましたが、記事は続きます。

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